一杯

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Legendary Scot いつもの通勤経路、東武スカイツリーライン新越谷駅ナカ「VARIE」の、「THE GARDEN」の酒売り場に知らないスコッチがあったので、一本(もと)めてみた。税込1,078円。

 トマーティン・ディスティラリー Tomatin Distillery の「レジェンダリー・スコット Legendary Scot」という酒。何か、「セブン & アイ限定」と書いてある。

 最近いつも飲んでいるティーチャーズよりも甘さ控えめの味、植物的、どこか漢方の気配が漂うような、好もしい香り。

一杯

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 自宅近くの商店ではあまり見かけない「ハディントン・ハウス」というスコッチを、最寄り駅ナカ、「新越谷VARIE」に入っている「ザ・ガーデン」で見かけたので、一本買ってみた。

 もとより、1000円前後の安い酒ばかり呑んでいる私である。税込み1037円。

 割合に辛く感じるが、呑むほどに、味・香りはスコッチらしく甘く感じられてくる。

アスファルト敷きや灯油や

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 休みなので、細々(こまごま)と用事をする。

 ネットで靴を買う。今履いている Hawkins の「Traveler」は4年弱ほど前に買ったものだ。天然皮革で、履きやすいので気に入っている。が、さすがに4年弱も毎日毎日通勤に使っていると、穴が開き、踵もすり減り、内張もボロボロだ。同じものを、と思ったが、さすがに廃番のようだ。それで、これから背広を着ることが増えそうなことも考え、Traveler のようなカジュアルはやめ、ビジネスでもなんとかゴマかして履けるような、同じHawkins のプレーン・トゥで、「エアライト Air Light ALIT5 PLAIN5 HB80150 SL/BLACK」という型番のものを買った。年内には届くだろう。

 それから、灯油を始末する。先日、自宅の暖房を都市ガスのファンヒーターに替えたので、使わない灯油が余ったのだ。自宅に置いていても無駄だし、何より危険である。

 4ℓほどの油缶を買ってきて、洗浄や油拭きなどに使う最低限の量だけ少しばかり取りわけ、残り10ℓほどを行きつけのガソリンスタンド「イハシエネルギー」で引き取ってもらうことにした。不要の燃油はガソリンスタンドで引き取ってくれるのだ。残念ながら買い取ってはくれないが……。

 初老の店員が相手をしてくれたのだが、「あ~あ~、勿体ない。だからね、こういうのはシーズンオフに使い切って残りを持ってくるといいんですよ。すごく無駄じゃないですか。2月頃まで置いとくのがいいんですよ。今度からそうするといいですよ」などと教えてくれるのだが、あのなァ、やかましいワイ。お前に教わらんでもそんなこたァ分かっとるわ。だいたい、何が「今度からそうするといいですよ」だ馬鹿。今度からウチは灯油は買わねェんだよ!

 ついでに車にガソリンを入れ、それからイハシエネルギーの隣のロイヤルホームセンターでアスファルト補修材を2袋買う。前から気になっていた家の前の舗装の沈下を補修するのだ。アスファルト舗装の(かさ)が減って沈んで(へこ)み、水を流したり雨が降ったりすると水溜りになって通行にも不便であった。家の前は袋小路でまるで私道の様相を呈してはいるが実は公道で、だから本来は役所に届け出るべきものなのだろうが、役所の工事なんか待っていてもどうせいつまでたっても着手なんかしないだろうし、勝手に補修したからって悪いことをするわけではないのだから、文句なんかどこからも出るまい。

 微妙にお隣の家の前にもかかるので、一応(ことわ)ってから作業を始めようとお隣の呼び鈴を鳴らしたが、どうもお留守のようである。なに、お隣だって自分ちの前が水溜りにならないにこしたことはないだろうから、多分文句なんか出ないだろう。勝手に補修しちまえ。

 小一時間かかってアスファルトを敷き終わり、力を込めて踏んづけ、()らす。

 それから、汚れっぱなしになったままの自動車を洗う。

 いつもだと、自宅前で車を洗うと、その水がお隣の家の前のアスファルトの凹みへ流れ込む。お隣の人に文句を言われたことはないが、なんだか迷惑がかかっている気がして、毎度毎度ばつが悪かった。しかし、今日はしっかり凹みが補修されたので、お隣に水は流れず、実にいい感じに仕上がった。

 それから着替え、行きつけの蕎麦店「SOBA満月」へ蕎麦を手繰(たぐ)りに行く。蕎麦前に野菜の天婦羅、それから福井の銘酒、純米吟醸「福千歳」が入っていたので、それを冷やで一合。天たねは蓮根、馬鈴薯、舞茸、茄子、春菊。いつもながら、ここの天婦羅は本当に上手で、旨い。

 微醺の心地よさ。それから「花まき蕎麦」を生粉打ち十割で頼む。花まきを頼んで一番楽しみなのは、蒸らしのためにしてある蓋を取った時の、ぱあッと広がる海苔の香ばしさである。(つゆ)と海苔、蕎麦を交々(こもごも)、少しずつ(すす)り、手繰る。香り、歯ごたえ、味、のど越し、どれをとっても申し分なし。

 帰りに新越谷VARIEの無印良品へ行って、アクリル製のティッシュボックスをもう一つか二つ買おうとしたが、なかった。「蓋」だけ棚にあり、本体の「箱」がない。店員さんに聞いてみると在庫がなく、入荷の予定もないという。「在庫のある店舗からお取り寄せできますが」と店員さんは言うが、いや、そこまでして欲しい品物でもない。別に本のカバーに使える手帳カバーと、バッグ・イン・バッグに使う黒いポーチを買った。プラスチックのバックルで巻き留めるようになっており、中の網袋はスナップで取り外せる仕組みになっていて、なかなか良い。手帳カバーは、ジーンズの尻に付けるエンブレム用の素材で作られたもので、以前は同じ素材の文庫カバーがあったのだが、今は廃番になってしまった。気に入っていたので残念である。だいたい、無印良品で私の気に入る商品がすぐに廃番になってしまうのは一体何故なんだ(苦笑)。

 それから蒲生のダイソーへ行き、マスクを作るための黒布だとか布ゴムバンド、家事に使う磁石、この前からだいぶ使い減らしてしまった黒いミシン糸の補充を買った。

 明日はガス工事で荒らされた家の東側の砂利の下の、防草シートの施工をやり直そう。

異世界転生もの

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 最近あまり書店に行っていない。ずっと平凡社の古書「世界教養全集」ばかり読んでいることと、仮にそれでなくても、Amazonで本を求めることが多くなってしまっているからだ。

 そんな最近ではあるが、一昨日、新越谷駅近くの蕎麦屋「SOBA 満月」さんへ蕎麦を手繰りに行った帰り、珍しく新越谷VARIEの旭屋書店へフラリと入ってみた。

 漫画の棚へ行ってみた。以前はBL(ボーイズ・ラブ)ものばかりが並び、腐女子が(たむ)ろして瘴気(しょうき)が立ち込めていた(あた)りの品揃えがガラリと入れ替わっていて驚いた。

 全部「異世界転生もの」に入れ替わっていたのである。

 異世界転生ものについては、去年、私が司会をしているささやかな読書サークルの参加者から「最果てのパラディン」(柳野かなた著)という本を教えてもらい、そういうジャンルが流行している、ということを知ったばかりである。残念ながら私はこの「最果てのパラディン」については未読なのであるが、その参加者女史によると大変面白いのだという。

 最近の漫画売り場は「体験立ち読み」サンプルが吊るしてあるなどして親しみやすくなっている。旭屋には「とんでもスキルで異世界放浪メシ」(赤岸K著)というのと「異世界おじさん」(ほとんど死んでる著)の2冊の、それぞれ第1巻が立ち読み可になっていた。

 2冊とも読んでみた。どちらも非常に面白かった。

 特に二つ目の「異世界おじさん」は、もう既に異世界放浪は終了して通常の世界へ戻ってきたところから話が始まっていて、もうプロットのバリエーションもこれくらい拡がっているんだな、と感じられた。

 しかし、どちらも続巻は買わなかった(苦笑)。今別の本(言わずと知れた平凡社の世界教養全集)を読んでいるからである。

 なにしろ、コッチのほうは親の生前形見分けみたいなもんだからタダだし。

傘と甘味品

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 珍しい時間に電話がかかってきたから出てみたら次女である。塾に行っていたのだ。

「お父さん傘持ってこなかったから迎えに来てー、お財布も持ってこなかったもんだからー」

 はて、いつの間に雨なんか降ったかな、と、外を確かめるとそぼ降っている。

 松の内はもう過ぎたが、既に一杯やっていたものだから、車を出すわけにもいかぬ。駅まで15分ほど、小走りに傘を持って行ってやる。

 なにやら走り甲斐もあった。

 最近次女と並んで歩くことも少ない。「オイ、何かおみやげ買ってやろう」と言うと、嬉しそうに「うんうん」言う。新越谷VARIE内の「ガトー・ド・ヴォワイヤージュ」で甘いものを沢山買ってやる。