報道によると、なにやら東京オリンピック開催を睨んで、戦前から再燃しては消えていた「サマータイム導入」の
- サマータイム導入、首相が自民に検討を指示(読売、平成30年(2018)08月07日(火)14時26分)
- 酷暑対策でサマータイム導入へ 秋の臨時国会で議員立法 31、32年限定(産経、平成30年(2018)08月06日(月)05時00分)
- 今度は本気?サマータイム導入 五輪まで2年しかないが(朝日、平成30年(2018)08月09日(木)19時03分)
- サマータイム、欧米では広く導入(日経、平成30年(2018)08月08日(水)02時00分)
- サマータイム「検討」 政府内に慎重論も(毎日、平成30年(2018)08月07日(火)21時40分)
何がサマータイムだ、馬鹿馬鹿しい。
日本は明治維新まで、不定時法、すなわち日の出を明け六ツ、昼を順次五ツ、四ツ、九ツ、八ツ、七ツ、日の入を暮れ六ツ、五ツ、四ツ、九ツ、八ツ、七ツとし、毎日連続量で変化させるとともに、鯨髭のぜんまいを使用した機械式振り子時計でこの不定時を正確にシミュレートさせるなど、明るさや気温、季節に合わせた刻時方法を実現していた。つまり、とうの昔に「連続式サマータイム」を実現していたのである。
この「九・八・七・六・五・四、九・八・七・六・五・四」という数字の繰り返しは、古く支那文化に由来する五行説によるものだ。
だが、そういう天然・自然に即した刻時が合理的でないとして無理にやめたのだ。
それを今更、「欧米が皆やっているからサマータイム導入だ」などと、人工的で不自然なことをワケのわからない理由で強制しようとする。愚劣の骨頂である。どうして「欧米が~ッ」ではなく、「日本ではこうである」と言えないのか。主体性のなさに憫笑すら覚える。
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