欧風レストラン ココ・パームス

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 八潮にある「欧風レストラン ココ・パームス」という店へ2年ぶりに行った。

 前回行ったのは2年前(その時の記事)だ。そのときと変わらず、実に美味しい。値段も安い。メニューはシンプルだが、一つ一つの料理が、野菜や肉の切り方ひとつとっても、びっくりするぐらい丁寧に作ってある。こういうおいしい個人の店がずっとあるのはいいことだ。

 個人の店、というと、いつぞや行ってから気に入って何度か使っていた店「くつろぎ茶房 時を止めて」というところは、どうも閉めてしまったらしい。吉川の、三郷に近いあたりにあった。店の跡はステーキハウスの「けん」になってしまったという。

 店主は女性で、コックであったイタリア人の亡父を偲んでやっているという店だったが、閉めてしまったのは実に残念だ。

「かわせみ河原」

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936725511jpg_awsaccesskeyid0zryp5x 5月1日(土)~2日(日)、去年の夏に行った「かわせみ河原」というところへ、知人のIさん御一家とキャンプに行った。

 実にいいところで、管理費を300円ほど払うほかは、お金はかからない。

 天気もよく、私たちは早発ちをして行ったので、場所も空いており、大変面白く遊ぶことが出来た。

 「かわせみ河原」は関越道花園ICの近くである。その花園ICのすぐ近くにいちご農園があり、今の季節はいちご狩りができる。

939254641jpg_awsaccesskeyid0zryp5x キャンプ場にテントを張ったあと、子供たちをつれ201005011401211ていちご狩りをした。1人1800円というと高いような気もしなくもないが、スペシャルコース60分、ドリンク飲み放題・いちご食べ放題・いちごパフェ作り放題で、オリジナルいちごジェラートがついていての値段なので、非常に満足感が高い。おすすめできる。

 キャンプ場に戻り、焼肉をするほか、燻製を作ったり、お好み焼きを焼いたり焼きそばを作ったりした。

 今の季節は暑くなく、夜は焚き火が良い。子供は遊びつかれて早々とテントで寝てしまい、大人は火のそばでウィスキーなんぞを試しつつ、夜更けまで語り合うなどした。

 安上がりで楽しいレジャーだった。

猫踏んじゃった

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 私のピアノは独学で、まったくのところ初心者の域をいつまでたっても出るものではないが、私の次女(小3)は近所の実力派の先生のところへ習いに行っており、少しづつではあるがピアノの演奏力を蓄えつつある。

 次女はピアノを習い始めた頃、先生に示された課題曲をいっこうに稽古しようとせず、ピアノに向かえと言うと「猫踏んじゃった」ばかり弾き、しかもその弾き方ときたら弾き飛ばしてばかりいて、ちっとも親の言うことを聞かなかった。

 だが、このところ、以前に比べれば実にしおらしく真面目に課題曲に取り組んでおり、やっとうわついた調子が収まってきたなと感じられる。

 ついこの頃のことなのだが、ある時、次女はピアノに向かうなり、しばらく弾いていなかった「猫踏んじゃった」を珍しく弾き出した。私は他の事をしながら聴くともなしに聴いていたのだが、そのうちハッとなった。

 すばらしく上手になっているのだ。たかが「猫踏んじゃった」なのだが、まるで近所に住んでいる鷹揚な物腰の、中年の雌猫「ハート」の、歩む姿を真似ているようだ。

 今日、思いついて、ピアノを稽古している次女に「オイ智香(次女)、ちょっと『猫踏んじゃった』弾いてみろよ、ちょっと丁寧にさ。録音してやるよ」と言ってみたら、ニヤッと笑ってたちどころに弾いたのがこれである。

 どうでしょう。親の贔屓目とは分っていますが、なんだか、「これが『猫踏んじゃった』なの!?」というような実に念入りな抑揚だと思うのですが。

応用曲「アザリア ポルカ Azalia Polka」 その0.01

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 さて、次女のピアノ発表会から一夜明け、気を取り直してもとの曲に戻った私である。

 「アザリア ポルカ」。

 次女との連弾に注力するあまり、約4ヶ月、まったく放りっぱなしである。ゼロからはじめるようなものだ……と、思いきや、去年の11月(この記事)に弾いたところまでは、なんとなく覚えていて、右手だけはたどたどしく弾けるのであった。

 「ヘ(ファ)」のところにシャープがついているから、その1個上は「ト(ソ)」で、「ト長調」の曲だ。

次女のピアノ発表会

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 今日は次女のピアノ発表会であった。私も連弾相手として、今日まで寸暇を惜しんで練習に励んできた。

 次女は危なげなくテレマンの「アレグロ」とアルバート・エルメンライヒの「紡ぎ歌」を弾いた。「紡ぎ歌」はミスもなく、なかなか上手に弾いた。

 私との連弾「王様の行進」、次女は実に堅実に弾いてのけたが、連弾相手の私が思いっきりミスをするなどし、わが子ながら申し訳ないことをした。

 来年も機会があれば、ぜひやってみたいと思う。だが、次女のほうはうんと進歩するであろうから、進歩の遅い大人の私のほうが果たして耐えうるかどうか、心もとない。

 発表会は3人の先生方のグループの、それぞれの教室同士の合同だ。演奏が終わってから、去年の次女の発表会でお会いして1年ぶりのN先生という男の先生が、「今年はソロで出てくださると思っていましたのに(笑)」と惜しんで下さった。「いやあ、どうも、腕前のほうが上がらなくて気後れしたものですから…」と正直に申し上げると、「来年こそゼヒ」とすすめてくださった。…プレッシャー(笑)。

 楽しかったな。

小学校の卒業式

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 長女が小学校を卒業した。今日は卒業式であった。

 雨が強かったが、気にすることはなかった。長女は誂えておいたフォーマルな服を着て、髪を結んで出かけた。

 100年以上の歴史を誇る公立の古い小学校なので、派手なことや珍しいことは特段何もなく、あっさりしたものだった。しかし、落ち着いた、真心のこもった卒業式だった。

 長女の担任は、6年間、優秀で熱心な先生ばかりであり、本当にお世話になった。また、私などが子供の頃はなかった「縦割り教育」が充実していて、小さな子供たちは卒業生を本当に惜しむのである。「ゆとり教育」と内容も調べずに批判ばかりする人も多いが、よく実態を自分の目で見たほうがよい。良いことが沢山ある。

 卒業したのは2クラス、68名。本当に子供は減っている。

 長女は近所の公立中学校に通う。公立一直線だ。近頃の公立中学校についてはいろいろとよくないことも耳に入る。だが、揉まれて強くなってほしいとも思う。程度の低い者とばかり付き合うと荒んでしまうかもしれないが、だからと言って賢い人とばかり付き合っていると、大人になってからクレーマーだのモンスター父兄だのモンスター患者だのと言った未知の対人関係に対処できぬ人になってしまうだろう。

 長女には、なんとかうまく、難しい人の波を泳ぎ切ってほしい。

次女のピアノの先生に稽古をつけていただいた。

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 今日の午前中は次女のピアノの先生に、次女との連弾の稽古をつけていただいた。

 今日はもう、発表会の一週間前だから、それほど沢山のご指導はいただかなかった。次女の弾くのによく合わせて、息をそろえることであると思う。それと、曲中の「盛り上がり」などについて、得るところ大であった。

 稽古が終わってから、先生に少しお願いして、5分ばかりピアノを触らせてもらった。先生の教室のピアノは、ヤマハのグランドだからだ。すばらしい音が出る。それで、いつも家で練習している曲を弾かせていただいた。すばらしい音が出るから、なんだか、名人になったような気がして、気分が良かった。

 家に帰ってから、さらにせっせと稽古に励む。今日もustreamで「だだ漏れ」稽古である。

「大空のサムライ」の内容を、なぜ本当だと思うか

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大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫) 大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫)
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2003-04

 このブログの右ペインの「最近読んだ本」に出している本である。

 この本やその世界観に批判的な人の言に、「本当に戦時中、こういう軍人がいたというなら、日本は戦争に負けなかったはずだ」というのがある。つまり、手っ取り早く言うなら、この本に書かれていることは、ウソか、贔屓目に見ても大袈裟だ、というのである。

 だが、私はこの本に書いてあることは、多分本当だろうと思う。

 著者の坂井氏は、まちがいなく実在の人物だ。そうして、坂井氏を知る戦友は、戦後も沢山生きている。その戦友や関係者を、坂井氏は実名で、本の中に沢山挙げている。

 ウソを書けば、坂井氏は生き残りの戦友や戦死者の遺族に指弾されてしまうだろう。

 そのこと一事をもってみても、坂井氏はウソを書くことが出来なかったであろうと推定できる。

王様の行進 その0.8

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 発表会が近づいてきたので、今日は次女のピアノの先生に、次女とともに連弾の稽古をつけていただいた。

 午前中お邪魔して、さっそく見ていただいた。

 強弱などに懇切・細心の指導をいただいた。それによると、次女の音を前に出すために私のほうは相当ウラに回った弾き方をしていたのだが、そこまで下がらなくてもよく、逆にやや歌ったほうがいいでしょう、とのことである。

 私は3箇所ほど、まったく楽譜を間違えて弾いていたことがわかった。覚えてしまっていたのを、「楽譜を読み終わった」と思って、記憶ばかりを頼りに弾いていた。間違った音符を固く身に付けてしまったようで、なかなか直すのが難しい。

Kings_march_sharp_wrong 実は、楽譜のほうにも不備があり、一箇所、「#」の位置が長1度、ずれているのだ。それを無理やり弾いて、そのまま覚えて弾いていた。一つ目の音の直後に、ヘンなところに「♮」があるので、おかしいなあ、と思ってはいた。先生に見ていただいたところ、楽譜のほうが間違っていたのであった。 写真の#と♮、高さが違うでしょ?最初の#について、内心「なんでわざわざ、ミのシャープなんてヘンなこと書くんだろう、素直にファって記せばいいのに」などと思っていたのだ。

 帰ってすぐに特訓し、これを直した。ふぅ、疲れた。