詐欺師グラフ

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 まあ、私も、池上何某みたいな「詐欺師グラフ」を描いたことは、ありますよね……。

 はっきり言って相関係数0.3以下というようなどうしようもない離散データを、両対数でプロットして、「両対数にとれば線形に収束します」などと、「中卒の佐藤がなんか難しいことを言っている」みたいな言い方で博士さん修士さんを騙す、という。

 そんなもん、あんた、グラフなんて、どうにだって描けてしまうんだから、池上彰ばかり責めるわけにもいかんですわ……。

朝鮮漁船の腐乱死体

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 最近、朝鮮から貧しい廃漁船が多く漂着する。その中には、大概、無残にも餓死体が腐乱しているそうな。

 これをどのようにしてか、悼みや悲しみをもって手厚く供養し、それを北朝鮮政権だろうと韓国だろうとどっちでもいいから、人として伝える術を持ちたいと思うのだ。

 だが、腐乱死体は政権相互の理屈によってその行き着くところを得ぬ。悲しい哉。

本当は礼節の島々なのに

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 ニコルソン中将。男の中の男だな。さすがだ。

 ここで、沖縄県民の側から負傷した搭乗員への気づかいの弁が聞かれれば、「さすがは日本人、こんな場合でも礼儀を忘れんなあ」と、世界から称えられると思うのだが……。

 残念ながら事実は逆で、そんな報道はまるでない。それどころか、まったく逆に、挑発して失言を引き出し、それをネタに揚げ足をとり、攻撃するような無礼な人ばかりだから、外野が内心礼儀を望んだとしても、とても無理だろう。

 元々、沖縄の県民性は、礼節穏和をもって知られるはずなのだが……。おかしな活動家に煽られて、本来の徳を忘れてしまっている、あるいは、現地では長年来の友達として米軍人と礼をもって接しているのだが、糞新聞・あほテレビがまったくそれを報じないか、そんなところだろう。

 もし後者の「新聞・テレビがアホ」のほうなのだとすると、新聞・テレビのせいで、あるいはまた、変な活動家のせいで、有徳の沖縄県民が「まるでアホに見えるように演出されている」ということになる。

海外、有名大、ってところに……

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 こういう極端な成果には、必ずどこかに(ひず)み、(ゆが)みが生じているものだ。

 こうした脚光の陰で、泣かされ、踏みにじられている子供が少なからずいるものと思う。

おっさん勃然ボヤキ文字列

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こんなアホな投票あるかい(笑)

 あほかい。

 こんな、いかにも「教員そのもの」の男が、大学の構内のこういう所にこんなデカい看板持って立っててだな、ボードにシール貼らせる式の公開投票なんかしてみろ、こんなところでこんなこと聞くような男なんざ、「軍事研究断固反対」の活動家だって顔に書いてあるようなモンじゃねえか。

 そんな男が通行する学生に向かってだな、「オイッ!投票しろ!」なんて睨みつけながら迫ったら、そりゃ、学生は単位欲しいんだし、いい点数付けてほしいんだから、「はいいいいっ!軍事研究反対に投票しますっ!」って、ソッチにシール貼るに決まってるだろ。教員なんて公権力みたいなもんで、それで言えば教員と学生は、いわば「権力関係」にあるんだからさ。

 こんな不公平、不誠実な投票なんかあるもんかい、北朝鮮の選挙じゃあるまいし。

今上(きんじょう)陛下」か、あるいはせめて「今上天皇」と言えんのか、また「譲位」と言えんのか

 「退位」という言葉については、まあ、この前の「譲位という言葉には『譲る』という天皇陛下の能動的な意思が含まれ、政治への容喙という憲法違反の恐れがあるから云々」という屁理屈を百歩譲って聞きおくにしても、「今の陛下」とはなんだ、「今の陛下」とは。不敬だこんなものは。断固不可だ。今上(きんじょう)陛下と書け。

オスプレイ墜落の取り上げ方も気に入らぬ

 オスプレイが沖縄で墜落した。

 まるで「鬼の首でもとったような……」「祭りだワッショイ」のような、不謹慎なマスコミの騒ぎっぷりに腹が立つ。

 私としては、負傷した搭乗員の一日も早い回復を祈るとともに、今後の軍務に支障が出ないよう、心ばかりながら見舞いを申し上げ、同時に、一般の無辜(むこ)の沖縄県民の驚きと不安にも見舞いを申し上げたい。

 操縦者は傷ついた機体を巧みに操縦し、冷静な判断の上で真夜中の海上に機体を落下させた。無論、意図せざることとはいえ、空中給油モジュールをプロペラにひっかけたのは操縦者の責任だ。だがしかし、機体の無残な壊れ方から、正常な機動は極めて困難であったことは素人にも想像がつく。不幸中の幸い、操縦者の卓越した技術により絶妙な地点に落下し、2名の重傷者は出たものの、それでも全員命はあった。いわんや、沖縄県民に被害を出さなかったことは本当に良かった。

 彼ら搭乗員は、遊んでいたのではない。なんのため、誰のために深夜の空中給油という困難な技術を要求される仕事をしていたのか。アメリカに故郷と家族のある者、大の大人が、それを、何のため、どこの上空でしていたのか。それは、誰のためなのか。なぜ今なのか。そんなことをなぜする必要があるのか。

 クリスマスだのハロウィンだの、そんなキリスト教行事に浮かれる私たち日本人には、少し考えればわかることだ。たとえそれが自ら願ったことではないにもせよ……。

 もとより、合理的なアメリカ人はしなくていいことなんかしない。危険を冒す必要も、アメリカ人が金を払う必要もさらさらない。だが、それをしなければならなかった。

 それを日本中のメディアが(こぞ)ってボロカスに言うのは、あまりにも品がなさすぎ、残念である。

 しかし、沖縄の副知事と面談したニコルソン中将も、まんまと副知事の挑発に引っ掛かってしまった。これは痛い。ここは腹が立ってもグッと我慢するべきだった。

 ニコルソン中将が顔をゆがめて反駁(はんばく)する写真ばかりが、これでもかというようにクローズアップされている。気の毒である。

 つまり、この安慶田(あげだ)という副知事は、ヘリパッド工事を警備する警察官から「土人」「支那人」などという暴言を引き出すのに成功した例の活動家連中と同じなのだ。安慶田氏の立場になれば、「してやったり」というところで、嬉しくて仕方がないだろう。

 いくら武闘派、軍人中の軍人である海兵隊中将と言ったって、中将と言う極官にある者が、しかも元来は明るく楽天的なアメリカ人が、ちょっとやそっとのことで激怒なんかするものか。おそらく、この一部始終を報じる新聞記事には、意図的に削除された行間がある筈だ。安慶田副知事の口汚く狡猾な挑発について全ては書かれていないということが、この前の「土人」事件の一連の報道から容易に想像することができるのだ。

 さればこそ、……。オスプレイの搭乗員を庇う発言が、日本側から出る前にニコルソン中将から出てしまったのは、なんとしても惜しかった。

 ニコルソン中将は、部下を()べる責任者として、更に言うなら恤兵(じゅっぺい)を天与の義務として負う将校、アメリカ国民から兵という大切な命を預かっている士官として、至極(しごく)普通の気持ちを持っていたと想像されるだけに、惜しかった。

 ニコルソン中将にしても、かの「ディベート」などという、品のない文化(まか)り通るアメリカに生まれ育った生粋のアメリカ軍人だから、「ここは断固抗議して見せるのが正義である」と判断したのかもしれない。日本ではボロカスに書き立てられるが、こんなふうに書き立てている日本のマスコミは、米国では冷笑・憫笑(びんしょう)をもって無視されていることだろう。

 更に書きつのるなら、「やはり普天間(ふてんま)の住宅地の直上でこういうことが起こってはいかん。危険を取り去るためにも、すぐ辺野古(へのこ)へ移転しよう」となるのが素直(そっちょく)流露(りゅうろ)だと思うのだが、沖縄の活動家は全く逆に

「辺野古移転絶対反対普天間死守闘争断固完遂猛進激烈突撃激昂玉砕!!」

……みたいな、なんで、どうしてそうなンのよ、という、もう()(ほぐ)すことなど絶対不可能という状況にあるのが、実に恥ずかしくて仕方がない。

 うっすらと感じるのは、沖縄県民一般も勿論、沖縄をネタに活動する思想家の急先鋒も、自分たちが何をどうしたいのか、どういう生活を得たいのか、さっぱり(わか)らなくなっているのであろう、ということだ。

Windows命令

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 日常愛用のタブレットは先日Google Nexus 7から ASUS TransBook T100Chi Z3795に替えたところだ。

 Chromeでブラウジングしていたら、Windowsのシステムからポップアップ・メッセージが出てきて、何か、「Edgeの方がChromeより絶対電池の持ちがいいから替えろ」と命令してくる。

 やかましい(笑)。俺は俺が好きなブラウザ使うんじゃああ!

雑感その他

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Raspberry Piの生みの親、イブン・アプトン氏が来日

 私もラズパイが好きなので、興味を惹かれたニュースであった。

 最近ラズパイ遊びをしていない。私もちと努力精進が足りないです、はい。

水素水

 いやまあ、だいたいそんなところかなあ、とは薄々思ってました。

 古い話だが、子供の頃「紅茶キノコ」なんてものも流行(はや)ったっけ。あと、「超音波美顔器」を科学的に測定してみたら、超音波は1デシベルも出てなかった、とか。

翁長のおっさん

 なんだか、この翁長沖縄県知事というおっさん、実は逆に「辺野古移転を実は強烈に推進するための逆療法、深謀遠慮的なアレ」をやってンじゃねえか、というような気がしてきた。

 あれくらい支離滅裂な抵抗を煽り立て、結局は敗れた、ということになれば、沖縄県民の側に「どんなに抵抗しようとムダ」というような、厭戦的な実績を積み上げていく格好になり、むしろ沖縄県民を完膚なきまでに押し伏せることが結果として出来てしまう。

 そもそも、この翁長というおっさんは、かつては自民党沖縄県連の中心人物として、辺野古移転を強烈に推進してきたことは知る人ぞ知ることだ。それが一転、県知事出馬に当たり辺野古移転反対を看板にして当選したものだから、その公約を頑なに守っているのである。

 だが、その行動の支離滅裂さは、実は逆方向に舵を切るための荒療治であると見れば、なにやら納得もいくではないか。

デイリーポータルZ

 デイリーポータルZに、また興味深い記事が……。

 この「高さ150mの恋文・チェルノブイリの秘密軍事基地」というのは、チェルノブイリの原子力発電所近くにある「OTHレーダ」の残骸の取材記事である。

 文中、「マイクロ波」と言っているが、言うまでもなくOTHレーダは電離層を利用するため、マイクロ波では建造できない。短波を利用するのだ。

 私なども中学生の頃、家にあった短波ラジオのバリコンを回していると、「ココココココココ……」とか「ヴァー……」というような、独特のOTHレーダの変調音を耳にしたものだった。

 これは単に、最近「太平記」なんかに凝ったから、という、まあ、それだけの理由で「楠公」って言葉にビビビビッと反応しちゃったんだよな……。しかし、こういう飯の炊き方があると言う事自体知らなかった。

プーチン

 この調子だとプーチンは、「人を殺してノーベル平和賞を受ける最初の男」になるかも知れんて。……あ、いや、その前にコーデル・ハルとか、いることはいる、かな。

言葉
袞龍(こんりょう)の袖に隠れる

 虎の威を借る狐、とだいたい同じだと思えばよいが、もうちょっと恐れ多い場合に用いる。例えば「天皇陛下の権威で(ほしいまま)をする」とか。この言葉は「昭和天皇独白録」で見た。

 同書の中では、昭和天皇が東條英機を公平に批評し、首相辞職時の東條の言い分を取り上げて、むしろ「(かば)うような」感じで次のように記されている。

(ママ)の辞職

 東条は平沼から云はれて辞表を提出した。袞龍の袖に隠れるのはいけないと云つて立派に提出したのである。

 私は東条に同情してゐるが、強いて弁護しようと云ふのではない、只真相を明かにして置き度いから、之丈云つて置く。

却々(なかなか)却〃(なかなか)

 さすがにこれも知らず。これで「なかなか」と()むのだそうな。

 これも同じく「昭和天皇独白録」で見た。昭和天皇の口述として、しょっちゅう出てくる。「〃」は、もう少しひらがな的に続けて書く「踊り字」になっている。