知人のTさんから根本敬の著書をわんさかかりていて、なかなか読む機会が無かったのだが、やっとこ読む折をみつけたので、せっせと読む。
心機一転土工!―父ちゃんのやきいもがきこえる 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2000-03 |
根本作品としては、まずかなりスタンダードな味付け。
怪人無礼講ララバイ 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:1999-04 |
これは、表題よりもその中の後半大部分を占める「タケオの世界」が真髄。根本世界炸裂。また、根本入門にもおすすめ。
オッサンは生きている。
知人のTさんから根本敬の著書をわんさかかりていて、なかなか読む機会が無かったのだが、やっとこ読む折をみつけたので、せっせと読む。
心機一転土工!―父ちゃんのやきいもがきこえる 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2000-03 |
根本作品としては、まずかなりスタンダードな味付け。
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これは、表題よりもその中の後半大部分を占める「タケオの世界」が真髄。根本世界炸裂。また、根本入門にもおすすめ。
7月の中ごろから今日までかかって、新潮文庫の「赤毛のアン」シリーズ全10巻を読んだ。
赤毛のアン 価格:¥ 540(税込) 発売日:1954-07 |
10冊ともそれぞれに面白かったが、最終巻「アンの娘リラ」は駄作だったと思う。戦争文学ならもっと壮絶なのを読み飽きているし、しかも戦争のことばっかり書いてあるのに戦争文学になりきれてない。ほかの9冊がイイだけに、がっかりした。
あと、村岡花子の、しみじみとした翻訳も悪くなかったが、はつらつとした少女をイメージするのには、もう少し現代的な文体の翻訳で読みたかった気もする。子供の頃村岡花子でなじんだ人には、たぶんこれがタマランのであろうが、ワタシはそれほど村岡花子の文体に思い入れがあるワケでもないので・・・。
キーボードへのMIDIデータのダウンロードがうまくいかなかったのが気になり、仕事の帰り、近所の楽器店にYAMAHA純正のUSB-MIDIインターフェイスを求めに行くが、店頭に無く、あきらめる。
YAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16[UX16] Joshin web |
先日見つけたサイト、「弾いてみよう!はじめてキーボード」にある、お手本MIDIをキーボードで試してみたくなり、しまいこんでいた、イニシエのSoundBlaster16付属のジョイスティックポートMIDI接続ケーブルをつなぎ、ためしてみる。
演奏はうまくいくが、データのダウンロードがうまくいかない。プログレスバーがちょっと伸びたかな、と思うと、どうしても途中でダメになってしまう。どうも、ジョイスティックポートとMIDIを接続する際に使用するデバイスがMPU-401だと、UARTモード(要するに一方的タレ流しモード)になるためのようだ。
それでも、どこかで見つけてきたショパンのポロネーズ「英雄」なんかのMIDIデータをキーボード側の音源で鳴らしてみたら、安物とはいえ、PCのソフトウェアMIDIなんかとは段違いの迫力音。
下の娘そっちのけで、YAMAHAのキーボードを占領して遊ぶ。
いろんな曲が内蔵されている。どんなふうに鍵盤を叩いても曲になる機能が付いており、それでさんざん遊ぶ。
ショパンのノクターン2番が気に入る。
キリスト教徒は獰猛で残酷、暴力的で、他人を虐げること以外考えていない。
世界のほぼ全ての残忍は、キリスト教徒がもたらしてきた。世界戦争を起こし、虐殺行為をはたらいたのはキリスト教徒だし、核兵器を生み出して無辜をあまた殺傷したのはキリスト教徒である。さかのぼれば奴隷をかりあつめて恐怖の鞭で支配したのはキリスト教徒であり、わけのわからない妄想に駆られて女性を逮捕しては魔女だなどときめつけて何十万人も惨殺したのもキリスト教徒である。その虐殺ぶりも正視にはとてもたえぬものだ。
キリスト教というのは、妄想と狂気と殺人と強姦以外、なにもしない宗教なのではないか?
評判の映画、「太陽」を見に行った。今静かな話題となっている、昭和天皇の苦悩を描いた映画である。銀座の「シネパトス」というところでやっている。
なんというか、昭和天皇の人間性に感動したりする映画ではない。いわば、イッセー尾形の渾身の至芸を楽しむ映画、であろうか。
大衆的な日本人ウケを狙うなら、マッカーサーに国民の食料費として皇室の有価証券を差し出したという例の話なんぞをちりばめたほうが、間違いなくウケる。しかし、あえて(か「あえて」でないかは知らないが)そういった日本人メンタルに訴えるストーリーはまったく採用されていない。
そういった点で、見る人を選ぶ映画であると言える。特に、日本人はこの映画に「選ばれる」。
それから、もしハリウッドが同じ映画を作ったら、どうなっていたかなどと、楽しい想像もできる。ハリウッドが手がければ、噴飯映画「パールハーバー」のように、彼らのいわゆる、低劣な「ボーイミーツガール」的馬鹿映画になることだろう。
ロシア人が作ってくれてよかった。日本人的潤色歴史エピソードが入っていないところを差し引いても、まだしも情念の世界観が滴っているだけ良いと言わねばならぬ。