ハゲ

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 アーモンドかじりながらストレイト・ノー・チェイサーを地で行き、ふと「アーモンド」でググッてみた。

 そうしたら、なんですとッ!?アーモンドは禿(ハゲ)に効くってッ!?

ウィスキー

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 今日もはよからウィスキー。まだ日は高いけど、いいや、もう。

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 まったくのところ、酒は憂いを払う玉箒(たまははき)、色々とどうでもよくなってくるな、たまさかの(ヒマ)日にこうしてると。

昆布(こぶ)とろ

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 「昆布(こぶ)とろ」で一杯。

 「昆布とろ」の作り方は簡単だ。出汁(だし)昆布を適量とり、これを鋏などでできるだけ細く切る。鉢に入れて醤油をかけ回し、2~3分おいてよく掻き回すと昆布の粘りが出る。

 これを肴に飲むのだが、日本酒によいし、塩分は強いがカロリーが低いのと昆布の繊維やミネラルが健康に良いことで、なかなか悪くない肴である。

 日本酒に合う肴は、飯につけても旨い。昆布とろの残りで熱い飯を掻き込むのはやめられない旨さだし、茶漬けにしてもよい。

一杯

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 今日はバーボン。お安いところで、ヘヴン・ヒル、950円。

 バーボンは糖度が高いので、甘い酒が多いのだが、これは辛いな。

とか言って妄想していたら

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 晩めしの関東煮(かんとうだき)で飲む妄想をしていたら、まざまざとウィスキーの味が口腔に甦り、これはさながら良い方のフラッシュバック。飲みたくなって矢も楯もたまらず、自転車に飛び乗って近所のウェルシアへ。

バランタイン924円w。 まだまだ雪も降ろうかと言う厳寒の(みぎり)だが、今日など、ふと早春の薫りが風に交じるのが見出される。人家の軒端、午後の陽光の(きらめ)きは春そのものだ。

 そんな浮ついた気分で大急ぎ、いつものバランタイン、924円で(もと)めて帰る。

 まだ日も高いが、せめて光る杯、一盞(いっせん)に鋭気を養わねば戦いの日々は()たぬ。(うそぶ)きつつ、黄金なす命の滴、干せば玉響(たまゆら)気持ちは悟道めいて、昇仙の心地。

晩めしの関東煮(かんとうだき)

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 晩めしの関東煮(かんとうだき)を、ウィスキーで食うか、日本酒で食うか、真剣に考える。まことに悩ましい。

 蒟蒻のぷるぷる熱々のところに溶き芥子(がらし)をタップリ付けて、ふぅーっ、と吹いて、ぶりゅっと齧って間髪を入れずぬる燗をぐーっ、次に大根のまだ少し固い目なところを皿に取って山椒の多い七味唐辛子をパラッと振って、その間にもう一口、ぎゅーっ、と、……ああ、こたえられん、と思う反面、大ぶりの氷をロックグラスに一つか二つ、けちけちせずになみなみと注いで、餅巾着(もちきんちゃく)か、厚揚げのよく味の()んだところを相手に、ひと口、ふた口、飲んではつまみ、やおら鍋に手を伸ばして煮抜(にぬき)卵をとって、半分齧ってウィスキーをひと口、黄身のところに煮汁をしみこませて、それを相手にまたひと口……ぬぅ、捨てがたい。

 晩酌はやはり、御菜(おかず)の一皿を相手にするのが旨い。

一杯

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 今日も引き続き、肴は蕎麦掻(そばがき)、浅草・薬研堀「陳皮多いめ」特別調合の七味唐辛子をピリリときかせ、酒は愛用の美濃風の片口になみなみと()や、安物備前風の猪口で。

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物語から回教に親しむ

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 暮れにタダで入手した岩波の「千一夜物語」、電車の中で少しづつ読み進み、第2巻読了。

 今の(かたく)なな回教徒とは違って、物語中の登場人物たちは、おおらかに人生を謳歌していく。己を飾り、酒を飲み、エロチックで、嘘つきで、旨いものをしこたま食い、疑い、偸盗(ちゅうとう)殺生(せっしょう)、悪口、讒謗(ざんぼう)、そういう泥沼のような人間らしさのうちに、だが、神への恐れと感謝を忘れない。

 さて、引き続き第3巻に取り掛かる。当分はこの物語ばかり、読む本は他にいらない。

○ 源泉徴収票が来ていた。増えぬ収入。子供たちへのかかりはますます増大。ま、仕方がないね。

○ 週初めの積雪、やっと歩くところからは融けて消えた。普段の革靴で歩けるようになったが、まだ日陰にはたくさん雪が残る。ほんの数年前なら子供たちと雪達磨を作ったものだが、愚娘(ぐじょう)共が小さかったのもそれこそ須臾(しゅゆ)の間のことで、今はもう雪達磨など作らない。美しく惜しい期間がもう過ぎたな、という気もする。

○ 名俳優、「遠山の金さん」中村梅之助死去の報。祈冥福。

珍しく蕎麦掻(そばがき)でウィスキー

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 昨日の帰り、近所のスーパーで蕎麦粉を買った。ぼちぼち蕎麦掻(そばがき)で飲むと旨いと思ったからだ。300グラムほどで300円か400円、これで幸福が(あがな)えるとすれば安いものだ。

 蕎麦掻は日本酒のほうが合うとは思う。いつもは飲みなれた紙パックの日本酒で飲みかつ食うのである。だが、今日は成り行きで、ウィスキーで蕎麦掻を食ってみた。そうしたらこれが存外に旨い。

ウィスキーで蕎麦掻
ウィスキーで蕎麦掻

 蕎麦掻にはいろいろな作り方があるが、私のように不精な向きは、蕎麦粉を鉢にひと山とり、それに熱湯を適当にかけ、箸で捏ね回せばそれでよい。蕎麦掻如き、蕎麦粉100グラムかそこらで一宵(いっしょう)酒肴(しゅこう)には十分すぎるほどである。

 好みで辛子、海苔、葱などの薬味をあしらい、醤油をつけて食えばいいのだ。私はもっぱら、写真のように柚子皮を刻み入れて生醤油(きじょうゆ)をつけて食う。酒がなくては話にならぬ。

 こうやって、100円ほどの支払いで幸福になるのだ。