さえずり季題【379】は「辛夷(こぶし)」です。辛夷と白木蓮は別人です。街角に華やかな白木蓮と比べて、辛夷は里山や丘の上、或いは畑の向こうの山際などが似合いの居場所のようです。今年はとても寒かった北国の春も間近です。例句「花篭に皆蕾なる辛夷かな 正岡子規」 #saezuriha_odai #saezuriha pic.twitter.com/0jbyKMexut
— 平坂謙次 (@hedekupauda) March 9, 2018
タグ: 春
忠魂碑と梅と目白
近所に忠魂碑がある。
目立たない場所にあるが、私の家から駅までの通り道にあるので、いつも早朝にその前を通る。朝早くから遺族会員らしい年配の方々が黙々と手入れをしておられる。
敷地の柵の
今の時季は幾本かの梅が、香りも
今日も出かけるついでに忠魂碑前を通りかかった。ふと見ると、それらの梅に2羽の目白が来て蜜を吸っていた。2羽
これは春らしくて面白い、と思ったので写真に撮った。
しかし、何分小鳥のことでじっとしていず、撮りにくいこと撮りにくいこと。何度もシャッターを切って、やっとものにした。
渡り漁夫
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渡り漁夫
さえずり季題【377】渡り漁夫。漁夫募る・ヤン衆来るとも。鰊漁の盛んな頃、漁の始まる春先に北海道に渡った漁師のこと。幻の魚となった鰊ですが、近年鰊が大群で押し寄せる群来が見られるようになり鰊好きには嬉しいです。
雲充ちて荷ぐるみ黒く渡る漁夫(成田千空) #saezuriha #saezuriha_odai— さとう みちこはん (@burukosan) February 24, 2018
余寒
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余寒
さえずり季題【376】は「余寒」です。寒明けに残る寒さのこと。春の兆しはあるもののまだまだ寒さが続きますね。そんな今頃の気分を詠んでみましょう。「残寒」「残る寒さ」でも。ごみ箱のわきに炭切る余寒かな(室生犀星)#saezuriha #saezuriha_odai
— yamanobe (@donsige) February 16, 2018
蕗 の薹
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蕗 の薹
さえずり季題【375】は「 蕗の薹」です。まだ枯色に覆われた野山に真っ先にうすみどりの卵のような花茎を出して春を告げます。このほろ苦さと香りは春そのもの、子どもには絶対にわかりません。 例句:ふたつ目はこんなところにふきのたう/伊藤恭子 #saezuriha_odai #saezuriha
— 砂女 (@sunajopon) February 9, 2018
猫の恋
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猫の恋
さえずり季題【374】は「猫の恋」です。猫の発情期は通年のようなのですが、立春を過ぎた時期、ことさらにやかましく、もとい賑やかに感じられます。本日は節分ですが先駆けてお出しします。
例句:猫の恋止むとき閨の朧月 松尾芭蕉
#saezuriha_odai #saezuriha— お茶菓子の蔵で待つ刀匠@壱岐津 礼 (@ochagashidouzo) February 2, 2018