読書

投稿日:

 私はあまり乱読はしないほうで、入手した本は一冊一冊、直列に読む。

 しかし、このところ、私には珍しく2冊を混交しながら読んでいる。

 ひとつは最近ずっとこのブログにも書いている平凡社の「世界教養全集」全38巻で、今第14巻を読んでいる最中だ。もう一つが左リンクの「存在の耐えられない軽さ l’Insoutenable légèreté de l’être(仏) Nesnesitelná lehkost bytí(捷)」(ミラン・クンデラ Milan Kundera 著、千野栄一訳)である。

 帰宅後の家で読んでいて、今日、夕食後に読み終わった。

 突然、普段読まないヨーロッパの小説なぞなんで読みたくなったのかと言うと、ある尊敬()(あた)わざる知人が “読書” の続きを読む

花、緑、街

投稿日:

 通勤途上、皇居の外濠沿いに数多く植わっている桜の一つにふと目をやると、ほんの数輪から十輪ほど、咲き始めている。咲いているのはその一樹だけだが、他の木も蕾を大きく膨らませて、今にも咲きそうになっている。

 建ち並ぶマンションの植栽には躑躅(つつじ)皐月(さつき)が多く植えられているが、躑躅に一、二輪ほど咲いているものがあり、皐月も気の早いものがぽつりと一輪、赤く咲きかけている。こうしたマンション周囲の植栽は幅広く長く作られていて、その延々とした緑の帯の中に赤い躑躅が開いた様子は、鮮烈な色のインキをそこに垂らしたようで印象に残った。「万緑叢中紅一点 動人春色不須多」という。まさしくそのように思えた朝だったが、実は「万緑」は、日本では夏の季語である。

 勤務先にある桃色で八重咲、早咲きの特殊な品種の桜は満開と言ってよい程だ。その樹に()(じろ)が来たのを見た人もあった。場所によってはほぼ満開の桜もある。

 東京は世界屈指の大都会で、コンクリートジャングルなどとも言われる。しかし冷静によく周りを見ると、都行政のよろしきを得てか緑化には注意がよく払われており、至る所入念に街路樹や植栽が施されている。私の住む埼玉の住宅密集地などよりよほど緑は豊かだ。

株式売買ユーティリティが

投稿日:

 去年改修し、大幅に性能アップした標記「株式売買ユーティリティ」が、突然正常作動しなくなった。

 このプログラムはYahoo!ファイナンスから株価をスクレイピングしてくるのだが、ざっと見た限りでは、どうやらその部分が正常に作動しなくなったようだ。Yahoo!ファイナンスの仕様が変わったのではないかと思っている。

 平日はしんどいので、今度の休みにでも直そうと思う。

一杯

投稿日:

 冷奴に薬味を添えて、一杯。

 いつも()み慣れた紙パックの純米「会津ほまれ」。一升強(2リットル)入って1000円ちょい。

 日曜午後のおっさんのおやつ、である。

今日の(じん)(ちょう)()

投稿日:

 昨日は春の雨だった。激しく降った。雷鳴も轟き、随分近くに落ちた。千葉など近県では道路が冠水したという。テレビでは注意音とともに画面の周囲に災害情報の枠が現れた。水害の気味もこれあり、驚いた次第である。

 一夜明けてからりと晴れた。

白花沈丁花
赤花沈丁花

 今日も庭の沈丁花が良く咲いている。

 白花沈丁花は今が盛りで、全部の蕾が咲いた。赤花沈丁花は先週頃が盛りで、今週は(はや)散り始めた。

 いずれもいい香りがする。