なんだかわかんないけど、全額返金された

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 この前、アラブ~イスラムの気持ちに少しでも寄ろう、というような気持もあって、岩波の千一夜物語13巻を買い直したのだが、どういうわけか、7,880円、全額返金されてきた。

 「みやうちSHOP」というAmazonマーケット・プレイスの出品者から買ったのだが、返金される理由が良く分からない。しかしまあ、なんだかトクした気持ではある。

 思い当たることとしては、商品ページのサムネイル画像が13巻の函入りだったのだが、商品はそうではなかった。まあ、本の内容が変わるわけでなし、まあいいや、と適当に放っておいたのだが、その後Amazonの「出品者評価アンケート」が来たので、「☆3つ」をつけ、「函入りじゃなかった」と書いたのである。

 そうするうち、その出品者から連絡メールが来て、

「希望通りの商品でなくて済みませんでした。お金は全額返しますから、Amazonの評価を削除してもらえないでしょうか」

……という意味のことが書いてある。

 さすがに7千円以上するものを全額返金するというのなら、評価を削除するくらいどうということでもない。向うの希望通り消してやった。

 Amazonの評価と言うのは、ネットで商売をするのには非常に気になるものなのだな、ということが改めて感じられた。

 メールに「このこと、忘れずに覚えておきます」と書き添えて返信してやった。気の毒なので、次に何かあったらこのショップで買ってやろう。

 なんせ、古本とは言え、比較的程度のいいものが無料で手に入ったわけだから。

さあ、もう、3ページ目からいきなり乱交パーティです。

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 これだからもう、この本もやめられないんだよなあ。

(ささ)やかな無駄遣い届く

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 Amazonでポチっておいた、年末の(ささ)やかな無駄遣い、計13巻届く。

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完訳 千一夜物語 全13巻

 若い頃に持っていたのだが、長女が生まれた頃に捨ててしまったのだ。もう一度買い直した。

 この岩波のものは「マルドリュス版」というらしく、フランス語からの重訳である。今はどうも廃版らしく、岩波では新しいものは出ていない。他に、ちくま文庫には「バートン版」「マルドリュス版」の2種類が出ているようだ。

 あのピチガイ大川周明翻訳のコーランを読むのも悪くないが、いかんせん、重い。少し楽しみを加えて、物語世界から回教の空気にどっぷり浸ることにする。

うわー、キチガイだー……

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 ぐっわー、こういうキチガイ本って、書いて出版してもいいんですね。いやぁ、勉強になりました。

天皇誕生日に(ちな)

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天皇誕生日 (かしこ)し、天皇誕生日に(ちな)み、このような話をば……。

○ ホスセリ・ホホデミの兄弟の話~日本書紀より~

 だいぶ前に書いたテキストだが……。

直木賞作家 野坂昭如さん死去(2015年12月10日(木)掲載) – Yahoo!ニュース

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 謹んで冥福を祈る。

 左右が私とは違ったが、ファンだった。


 後に代表作とされた「火垂るの墓」は勿論の事、「アメリカひじき」「エロ事師たち」「ラ・クンパルシータ」「死児を育てる」「プア・ボーイ」「焦土層」等の短編中編を、中学生の頃貪るように読んだ。読んだこと自体が懐かしい。

 むしろ、悲しい悲しい「火垂るの墓」よりも、その表裏一体作の「アメリカひじき」のほうが好きだった。また、「火垂るの墓」にしても、アニメになったのは部分部分でしかなく、アニメには描かれていない少年らしい描写などが原作にはあって──例えば、幼い妹を抱きしめて、思いがけず柔らかく丸い感触になにやら(たかぶ)りを覚えてしまう、とかいうようなところ──そういう人間らしいところが好きだった。

共生大八洲国。然後伊奘諾尊曰

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 漫然とこのブログの検索キーワードを見ていたら突如「共生大八洲国。然後伊奘諾尊曰」なんていうえっらいキーワードで来る人がいるのを見つける。

 エライっ!!

 そういふうでなくちゃイカんよチミィ!!

 近所の稲荷神社へ詣でて、その古社のことを少しばかり深掘りしたことがあるのだが、そこに日本書紀の記述を引用したのだ。そこへ来て下さるのであった。

長女が生まれた頃に廃棄したブツの中に

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 長女が生まれた頃、大人と言うものは子供の教育に邁進するべきであると考えたので、妻の勧めもこれあり、ずいぶんと多くの書籍を捨ててしまった。どこかに書き散らしてあるが、人生がカスまっている私のことであるから、まったく、到底シャレにならないほどの分量の書籍を焚捨ふんしゃしてしまった。

 そうやって焼き捨ててしまった書籍の中に、「いしかわじゅんの『南畑剛三シリーズ』」がある。あれは、面白かった。今調べたら、もう25年近くも前の作品らしい。

 ああいうハードボイルド糞味噌わらいまくりのパロディ小説の中に、火浦功という小説家のものがいくつかあった。

 火浦功という小説家が今どうなってしまったのか知る由もないが、生きているといいなあ、と願うのみである。

 などと思ってAmazonで検索すると、「マルタの鷹」ならぬ「丸太の鷹」が、Kindle版でまだあるではないの。……600いくらって、けっこう高いけどw。



古川緑波昭和日記

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 古川緑波昭和日記、なかなか浩瀚で、読みごたえがある。

 今日現在のところ、Kindleで読めるのは昭和14年まで、青空文庫では昭和15年までである。

 青空文庫の昭和15年まで読み終わる。日米開戦の、ちょうど前年で、食べ物などが戦時統制になっていく様子が克明に書かれている。






今朝のエントリ

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 今朝、「犬入札」という記事を書いたのだが、なんであんなアホな夢を見たのかと一日不思議でならなかった。

 一方、最近古川緑波の昭和日記を読んでいて、これがけっこう面白いのだが、「毎日観客を沸かせて、劇場に『大入札』が出た」というような描写がしょっちゅう出てくる。

 なにっ、「大入札」!?

  •  大入札(おおいりふだ)
  •  犬入札(いぬにゅうさつ)

……。

 ぬぅ、夢の原因はコレかっ(違