下弦、真夜中。

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 真夜中になり、下弦の月が昇った。

 下弦は真夜中にならないと見られない。

 今日はよく晴れているから、冷え込み、月の角もギザギザとして、ガリッと頬を切られそうだ。

梅雨(つゆ)の晴れ間の夕焼け

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 梅雨の晴れ間だというのに、まるで秋のような見事な夕焼けになり、あたりが真っ赤に染まった。

 今年の梅雨明けは、どうだろう、早いだろうか。

 十一夜の月が青く(かす)んで浮かんでいる。

忠魂碑と梅と目白

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 近所に忠魂碑がある。

 目立たない場所にあるが、私の家から駅までの通り道にあるので、いつも早朝にその前を通る。朝早くから遺族会員らしい年配の方々が黙々と手入れをしておられる。

 敷地の柵の(そば)がごみステーションになっているのはいただけないが、それでも四季折々の花が植えられ、静謐な鎮魂の場、あるいは武勇の顕彰の場らしく荘厳(しょうごん)されている。

 今の時季は幾本かの梅が、香りも(ほの)かに、やさしく咲く。

 今日も出かけるついでに忠魂碑前を通りかかった。ふと見ると、それらの梅に2羽の目白が来て蜜を吸っていた。2羽交々(こもごも)、いい声で鳴いている。

 これは春らしくて面白い、と思ったので写真に撮った。

 しかし、何分小鳥のことでじっとしていず、撮りにくいこと撮りにくいこと。何度もシャッターを切って、やっとものにした。

Facebookタイムラインの「OGPイメージ」の採り方がちょっと変わったようだ

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 Facebookは月々日々夜々仕様が変わる。最近何となく気づいていたのは、ブログに画像を置いて、その記事へのURLをシェアした時の「OGP(Open Graph protocol)画像」の扱いが変わったことだ。いつの間にか、ブログの画像が採用されなくなった。

 大した話ではないので「まあいいや」で放っておいたのだが、今度は「FBページ」のほうの画像の扱いが少し変わったように思う。たくさん画像を貼ったブログ記事へのURLをポストすると、「どの画像をどの順番で出すか」ということを選択させるインターフェイスが表示され、画像の順序、表示の有無等を選べるようになった。右がそれを使ってポストした記事だ。

 ブログのエントリは、Jetpackを使ってFacebookとTwitterにクロスポストしている。Facebookのクロスポスト先はFacebookページに向けることも可能だが、ページは誰も見ちゃいない(笑)ので、タイムラインに向けている。

 これまで「人に見せたい写真」などをブログ側で一元管理できていたわけだが、タイムラインに写真が載らないとなるとこれが期待できないので、うーん、どうしたものかな、と思案が()るところだ。

 今確かめてみると、Jetpackによる自動クロスポストを使わず、手動でFacebookのタイムラインにブログ記事のURLを貼ると、ブログ内画像を選ぶインターフェイスが表示されることが判った。しかし、いちいち手動で記事の共有など、面倒臭くてやってられない。

 Instagramも楽しんでいるが、TwitterのタイムラインにはInstagramからのクロスポストでは写真が載らなくなった。これはつまらない。ところが、ブログからのクロスポストだと、Twitterには載る。

 この辺のところ、引き続き観測が必要だ。

買い物

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 写真の趣味はないので専門的な写真用品を買うことは滅多にない。

 だが、今日は珍しく秋葉原ヨドバシで変わった写真用品を買った。「無反射ガラス」というものだ。

 これは書画やカタログのページを撮影するような場合、綺麗に撮るため、被写体の上に乗せて平らに伸ばし、かつ反射を抑えるのに使われる。定価は2600円だが、実売は税込1540円だ。

 これを買って何をする気かというと、図書館で借りてきた本の一部をコピーするのに使うのだ。資料として後で引用などしたいことも多いが、図書館の本は返さなければならない。さりとてコピーはお金がかかる。

手で押さえる場合

 フラットベッドスキャナを使えばいいようなものだが、スキャナは綺麗にコピーできる反面、スキャンに時間がかかり、また借り物の本を無理に拡げて押し付けるので綴じが傷むことが心配だ。一方、デジカメなら、ページをパチリと撮るだけだから、格段に速い。しかし逆に、光が反射して読めない字があったり、本をいい加減に拡げるから波打って歪みが出たりする。

無反射ガラスを乗せた場合

 そこで、この無反射ガラスを本などの上に乗せて撮るわけだ。

 写真用品の「無反射ガラス」は、いわゆる「()りガラス」をもう少し上質にしたようなものだが、昔の木枠窓に(はま)っているようなものとは違い、絶妙の透明度になっている。

 写真は適当に載せて撮ったので、両端が不鮮明だが、しっかり押さえれば鮮明に写り、光の反射も少ない。このままPDFにしてOCRによる文字認識も可能である。

夜桜

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 夕方になって晴れたから、近くの用水沿いへ夜桜を見に行った。

 谷古田用水という人知れぬ用水だが、歩道が整備されており、昼は水辺の風景に親しむ人が散歩している。

 いい夜桜で、町内会の出した提灯が煌々としているにもかかわらず、日曜日の夜でもあり、誰も出てはおらず、川辺はひっそりとしている。

 誰も見に来ない桜が、美しい。

春の皇居あたりをうろつく

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 今日はお世話になった方の壮行会があった。

 壮行会は夕刻からで、市ヶ谷見附で開かれる予定だ。

 朝起きてみると、大変良い天気だ。そろそろ花の頃である。それなら、と、カメラでも持って、繚乱直前、花の咲き始める皇居を歩いてみようと思った。

 先月、同期生のO君と東御苑を歩き回ったところだったが、今日は大手町から桜田門、引き返して大手門から入り、東御苑を抜けて、永田町まで歩き、赤坂へ行って、取って返して市ヶ谷見附まで行った。

 料峭(りょうしょう)そのもの、肌を打つがごとしではあったが、それだけにいい日だった。

 春は去る人来る人、さまざまにドラマもある。去る人にはどうか体に気を付けて、健康に日々を送っていただきたいと思う。