羊日や眩しく南窓を
食ひものに飽きだの理屈羊日は
オッサンは生きている。
さえずり季題【578】明けましておめでとうございます。
今週は「鶏日」「狗日」「猪日」「羊日」「牛日」「馬日」「人日」のどれかを詠みましょう。それぞれ元旦~七日の異称です。耳さとくゐて人日の雑木山 菅原鬨也
今年もどうかご健吟で。#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha #saezuriha_odai
— SatoToshio (@SatoToshio) December 31, 2021
矢野峰人訳の「ルバイヤート集成」、大晦日に読み終わる。
もう、涙、涙である。
解説が変わっていて、文学者の南條竹則氏と高遠弘美氏が書いているのだが、高遠弘美氏のそれは全文旧仮名遣いである。高遠弘美氏は昭和27年(1952)生まれであるから、戦後の人であって、「旧仮名遣いネイティブ」の人ではないはずなのであるが、これは訳者矢野峰人へのリスペクトであろう。
3.10.20(水)から募集、3.12.27(月)から発表の「俳句ポスト365」に投句したところ、29(水)の中級者佳作に採って頂きました。
引き続き60年前の古書、平凡社の世界教養全集を読む。第19巻の四つ目、最後は「悪魔の弁護人 The Devil’s Advocate」(J・G・フレーザー著、永橋卓介訳)である。休暇中の夕刻、自宅で読み終わった。
著者フレーザー卿は江戸時代末期に生まれ、明治時代から戦前にかけて英国で活躍した学者である。英国社会人類学界の総帥と仰がれた大学者だ。特に民俗学に計り知れない影響を持った。
本書は現代の社会制度の発展に及ぼした太古の迷信の影響を取り扱ったものだ。私には、 “読書” の続きを読む