おおっと、キタ!

投稿日:

 1300人は大ごとだ。

 だがしかし、感染者の数よりも、死者の数に注目し続けなければなるまい。

時事漫察

投稿日:
は、八百ッ……!

 絶句せざるを得ない。

 ただ、何とはなしに「慣れてきた」感じもあって、焦燥的な危機感は、私自身にあってはあまりない。

動画
こ、ここ、これは……!?

 思わず吹き出してしまった。

 「アフリカに脱出したヒトラーと東条英機が殺人空手でガーナを侵略、ガーナ人はカンフーでこれと対決」、て……。

 滅茶苦茶過ぎてよくわからないが、面白そうである。

 話題としてはそんなに新しくなく、映画自体は今年の年明け、令和2年(2020)の2月に目黒で公開されており、その時に映画ファンをだいぶザワつかせたものらしい。

 内容は意外に真面目なカンフー映画のつくりになっている、とのことだ。

時事細々

投稿日:
訃報

 俳人の有馬(あき)()氏が去る12.7(月)までに亡くなっていたことを、昨夜 Facebook のタイムラインで知った。

 有馬氏は、私にとっては高名な俳人で、かつて「NHK俳句」の選者をしていた人だ。有馬氏が選者の頃、NHK俳句にせっせと投句したものだった。残念ながら1句も採用はされなかったが。

 私の愛用の歳時記、角川の「合本俳句歳時記第4版」には氏の作品が例句としていくつも取り上げられている。

合本 俳句歳時記 第四版(角川学芸出版、平成20年(2008)6月30日初版発行、ISBN978-4-04-621167-5)より
有馬朗人氏の作品のみ抜萃・引用

朧夜の消しゴムで消す我が名かな
光堂より一筋の雪解水
草餅を焼く天平の色に焼く
火の山に真向ひて播く花の種
受難日のすらりと抜けし魚の骨
蠅生まる白銀無垢の翅をもち
菜の花や西の遥かにぽるとがる

長崎も丸山にゐて豆御飯
水中花誰か死ぬかも知れぬ夜も
一管の麦笛光る真昼の野
亀の子のその渾身の一歩かな

後の月宗祇の超えし山一つ
国取りの国なる新酒汲みにけり
亡びたる城の高きに登りけり
陽関や天馬(てんば)たらむと馬肥ゆる
銀杏散る万巻の書の頁より
天涯に風吹いてをりをみなへし

千本の氷柱の中にめざめけり
竹林に寒声つかふ女かな
暖房のぬくもりを持ち鍵一房
薄墨のどこか朱を引く亥の子餅
うす紅の和菓子の紙や漱石忌
ドイツ製鉛筆を愛で青邨忌
珈琲の渦を見てゐる寅彦忌
冬眠の蛇に滅びし社あり
晩成を待つ顔をして狸かな
根の国のこの魴鮄のつらがまへ
寒牡丹夕影まとふこと迅し

新年

元朝や飛鳥の村の鍬一丁
あかねさす近江の国の飾臼
書初の龍は愈々(いよいよ)()たむとす
一息に魂を入れ木偶廻し
三山の真中に打つ鍬始
赤ん坊に敷く大いなる宝舟
粛として講書始の椅子一つ
初烏ニライカナイを呼びにけり
若菜摘む女に礎石のみの城

 こうして改めて鑑賞してみると、悠々として、穏やかでありながら端正な視線による観察が感じられ、優しいのに格調があると思う。

 しかし、無論、この方は俳人としてよりも、本業の学者にして東大学長、文部大臣をも歴任した政治家としての名の方が高い。

 祈冥福(めいふくをいのる)

 

時事等閑

投稿日:
戦争でも

 硫黄45キロて……。戦争でもおっ(ぱじ)めるつもりだったんかね、このニィちゃん。硫黄45キロというと、黒色火薬なら200キロ近く作ることができる量だぞ。

ああ、いいね、これ

 「リベラル」と言うからわかりづらいが、要するに「主義者」ってことだわ、うん、うん。主義者の会員制バー。

洗う

投稿日:

 帰宅してから晩酌の飲み料がないのに気づき、ひと風呂浴びてから近所のドラッグストア「ウェルシア」へ買いに行った。

 買いに行ったのはウイスキーと、地域猫に飼ってやる餌だったのだが、店のワゴンには時季らしく「ボージョレ・ヌーヴォー」が並んでいた。今日が解禁日なのである。

 新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)下、夜の街へボージョレを一杯やりに行くのも(はばか)られる世相柄である。ここはひと瓶(もと)めて帰り、今日は木曜、明日から金・土・日と週末、されば週末は家内・娘を交え、家の中で一杯きこしめすのがよかろう、と古財布の紙入れを(さら)う私なのであった。

 帰ってすぐにその瓶を仕舞(しま)った私だが、しばらくしてハッ、と気づいた。

 これは、新型コロナウイルス蔓延の本場、疫病(しょう)(けつ)の地、汚穢(おわい)共和国のフランス産ではないか。

 まさかのことに、瓶の内部はワインのアルコールが効いているからコロナウイルスが増殖しているわけはあるまいけれども、瓶の外側はどこの誰が触ったかもわからぬ。

 最近、ウイスキーを買うと、ウイルス対策のこともこれあり、仕舞い込む前に瓶の外側を水で洗うことにしているのだが、今日のボージョレ・ヌーヴォーの瓶は洗剤をつけて洗った。コロナウイルスは遺伝子が油膜で覆われており、石鹸や洗剤などの界面活性剤に遭うや、油膜が壊れ、「はらわたをはみださせて……」死滅するのであるそうな。

時事断片

投稿日:
これは、いくらなんでも

 九段下の「昭和館」で見た、戦前の「聴取無線電話施設許可書」を思い出してしまった。戦前は、ラジオを聴くためには政府の許可が必要だったわけである。家々の軒先には「受信章」が掲示されたものだという。これはつい最近まで「NHKマーク」のシールなどがあったから、それほど違和感はないが、戦前は郵便局に「放送聴取許可願い」を届け出て、許可を押し頂いてラジオを聴いたものだそうな。

 私はNHKの受信料をきちんと全額、支払っており、なんらやましいこともなく、また、現行のNHKの運営は妥当なところだと思っており、文句はない。

 しかし、いくらなんでも、身銭で買ってきた自分のテレビについて、「設置届」を提出て、おかしいだろ。これが例えば、自動車などであればわかる。自動車は便利だが、使い方を誤れば危険なものであるし、日本の狭少な街々では、駐車についてルールを設けなければ邪魔になり、公共の利益を害する恐れがあるから、免許や車庫証明が必要なのである。

 だが、テレビが何か人に殴りかかったりするのかね。むしろ、公共の電波を使用した放送に、俗悪破廉恥番組であったり嘘ニュースであったり、そういうものが混じっていることの方が問題である。まして、「設置を届け出て、カネを払って見る放送」である。

 こういうことは、技術で解決してほしい。金を払っていなければ、物理的に見られない、スカパーなどでとうの昔に実現されている、スクランブルなどの制御をすればよろしい。

反れてゆく台風14号

投稿日:

 見たこともないような反れっぷりである。

 平成30年の台風12号が「小田和正に似ている」などと言って話題になったものであるが、今回は「反れ方向」が逆で、しかも「反り」がクエスチョン・マークの逆みたいだ。

時事喋々(ちょうちょう)

投稿日:
今時、「脱走」てアンタ……

 「鍵を壊して脱走」て……。多分、「無理やり閉じ込められている感じ」がどうしても我慢できない脳の仕組みの人なんだろうなあ。

 私なら逆に、閉じ込められていることをこれ幸いと、自ら閉じこもるけどなあ……。

訃報

 台湾の李登輝元総統が死去したという。

 祈冥福(めいふくをいのる)

時事遅見

投稿日:
訃報

 「ノストラダムスの大予言」で大ヒットした文筆家、五島勉氏が死去したそうである。

 祈冥福(めいふくをいのる)

 私などは当時小学生であったが、「立ち読み」が庶民の公然の娯楽であった頃でもあり、ゾクゾクしながらタダでこの本を読み(ふけ)ったものだ。今にして思うに、当時の個人経営の街の書店というのは、随分と寛容だったものである。そのかわりに、当時の大人の慣例として、その書店で大部の全集ものを購入するなどしていたのだと思う。

 私が最近読み耽っている平凡社の世界教養全集は、父から貰い受けたものだが、これも、父が街の書店との持ちつ持たれつの付き合いで買い込んだものではなかったろうか。

馬鹿なことを

 欧米土人に納豆のような高度な食品が食えるわけはあるまい。ハナッから笑止千万である。

 納豆は日本人のように高度な味覚を持つ選民によって賞玩されるものであって、毛唐にその価値を評論されるなど、不愉快そのものである。

はやぶさ2任務続行

 驚くべきその耐久性。驚愕。

購読者を愚弄してんじゃないよ(笑)

 な~にバカにしたようなこと書いてんのさ。数万の票を投じた有権者の多くは、毎日新聞の上得意客、購読者様だろうがってのよ。よくこんな取り澄ましたようなこと書いてトボけておれるよ。ネトウヨ煽ってんじゃないよ糞新聞が。

結果から言えば

 結果から言えば、日本政府の生ぬるくていい加減な「緊急事態風な国民の皆様へのお願い」と、諸外国が行った強制的で武力をも実際に国民に向けた「ロックダウン」との間には、それこそ霄壤(しょうじょう)(ただ)ならぬ逕庭(けいてい)があったと言えよう。無論、霄は日本で壤が諸外国だ。諸外国のロックダウンにはまるで意味がなかった。日本と英国の死者と感染者の数を比べて見たまえ。

 だが油断してはならぬ。夏休みに開放感に浸り、いい気になってあちこち出掛けたりなんかすれば、たちどころに数万人の感染者を生じて死者を出し、「日本人はやはり劣等で愚かな未開有色人であった」などと米英仏独伊の欧米土人どもから嘲笑の的になるばかりでなく、厳しく病気を制御しつつあるアジア諸国からも「ハハッ、やっぱり日本人など『半欧米土人』に過ぎなかった(笑)」と憫笑(びんしょう)されるだろう。

 オリンピックは中止されたが、そのかわりに、新コロによって思わぬ国威レースがスタートされたと言ってよい。また、私に言わせれば、欧米土人は核開発とその実戦使用、すなわち広島、長崎の惨劇が咎となり、彼らが信じる神の罰を受けて死につつあるのだ。歓喜のうちに罰を受け止めるがいい。

 更に書けば、神罰を神によるものならしめるのは人間の精神に他ならぬ。「精」に「神」と書いて「精神」という言葉は成る。日本人の神仏は文字通り人間の精髄にあるが、欧米人の神は人間の精髄にはない。その結果をこそ見ざらめや、というほどの気概を持ちたい。