東京ドームシティ

投稿日:

 家族でゴールデンウィークの行楽に、東京ドームシティへ行った。近所に住む姪を誘って連れていった。私の娘たちと姪は、いとこ同士仲良しなのだ。

 東京ドームホテル最上階のレストラン「アーティストカフェ」のランチバイキングでおなかいっぱい食べた。味もサービスもよく、おすすめできる。

 今日はX Japanのコンサートか何かあったらしく、東京ドーム周辺はメンバーでもないくせにそういう格好をした人たちがいっぱいおり、それを見るのもなかなか面白かった。

 かねてうわさに聞いていた、東京ドームシティ名物のジェットコースターに乗った。次女は身長が足らず、妻と長女は怖気づいて並ぶ前に脱落し、残ったのは姪と私であった。小一時間並んで待ったところ、姪と私はまぐれで先頭車に乗り込むことになった。

 いやあ、おっそろしい。頂上部から落ちる直前には、「こんな怖いものの建造を許可した東京都知事は弛んでおるッ!責任者出て来いッ!!」などと本気で考えるほどだったが、乗り終わると号泣したあとのようにスッキリした。姪と二人、なさけない顔で写り込んでいるサービス写真を買っておみやげにした。

 このゴールデンウィーク、世間の人は皆、クルマで高速道路へ殺到している。ETC割引騒動だ。それを思うと今日の東京ドームは空いており、良い行楽だった。

応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.06-b

投稿日:

 いや、それでね。

 全音のピースなんぞにチョイと無駄遣いしてみるわけです。なにせオッサンですからね。500円やそこらの小遣いならありますから。たった1小節の指づかいを気にするがために。しかも弾けてもいやしない(自嘲)。

 で、下が問題の部分と同じ部分。

Dvc00103

 「5-1・5-2・4」、と、なってる。

 これはもう、多数決で「5-1・5-2・4」で決まりのような気がする。

 ところがねぇ・・・これがまた、買ってみたら余計に迷うところなんだけれども、最初っから、違うんですよねぇ・・・。

Dvc00105
全音「最新バイエル」巻末付録のエリーゼ

Dvc00104
全音ピアノピースのエリーゼ

 「バイエル」のほうで、手書きで指づかいを書いてあるのは、私が「こうかなあ・・・?」と自分で書き足したものだ。

 無論、曲自体は同じです。バイエルの付録だからといって移調してあったり音を間引いてあったり幼児向けに編曲してあるとか、そんなことは一切ありません。正当なベートーベンのエリーゼには違いはないです、はい。

 しかし、楽譜によって、弾き始めから指づかいがこうも違うとは思わなんだ。しかも同じ出版社ですよ・・・。

 これぐらいの古典的な名作になったら、指づかいや演奏方法にいたるまで、決まりきった定番的なやりかたが数百年の時間に磨きぬかれて固定化し、それが流布しているのであろうと思っていた。が、教則本の巻末付録と街売りのピースでこうも違うのなら、それはどうも私の思い違いのような気がしてきた。

 ペダルとか強弱は、ピースのほうが親切に付してある。

応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.06-a

投稿日:

 で、これは全音「最新バイエルピアノ教則本」巻末にある3曲の応用曲のうちのひとつ、「エリーゼのために für Elise」の107ページの上段の部分、第73小節、すなわち今私が練習中の部分なんであるが・・・。

Elisefingerworkmeasure73

 「5-1・4-2・4」ってトコなんですがねぇ・・・「4-2」って、ムリっすよ、ワタシにゃ。ていうか、親指小指6度から引き続いて、人差し指と薬指を長5度とすこし離した状態へ切り替えて弾くなんて、普通じゃないッスよ。しかもそれを16分音符の速さでやれってんだから。

 多分これ、間違いなんじゃないかなァ・・・。

 この全音の「最新バイエルピアノ教則本」には前科があって、おととしの11月、バイエル93番を弾いていた頃、下のようなムチャな指づかいがあったわけだ。

Img_1374

 「練習曲の指づかいは守らなくちゃ!!ダメ!ゼッタイ!!」とこっちは固く信じ込んでるワケだから(笑)、かなり長いこと書かれているとおりにムリヤリ練習し、だがどうしても出来ずに刀折れ矢尽きて、ついに全音楽譜出版にメールを出した。「あのう、これって間違いなんじゃ・・・?」

 そうしたら、アッサリ「ああ、間違いでした。すんません」って返事が返ってきた。俺の失われた十数日を返せ!!(笑)・・・いや、念のために書き添えると、返事は大変丁重な誠意あふれる文面で書かれてたんですがね。

 それで、エリーゼの方にひきだし線で「4-1」って書き足してあるのは、私が書いたワケです。

 ほかの楽譜ではどうなってるかというと・・・。

 ・・・指づかいは書かれてなくてわからない。じゃあ、というので、例の「IMSLP」に行ってみると、

 「ある楽譜(2)」にはまったく指づかいは書かれていないが、「ある楽譜(1)」では、同じ部分の指づかいを「5-1・5-2・4」としてある。

 というわけで、やっぱり間違いでしょうなア、全音のは。

 また全音にメールでも書いてみようかな。

応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.06

投稿日:

 今日はゴールデンウィークのつなぎの平日休みである。

 子供が学校へ行っているから、家族でどこかへ出かけるというわけにはいかない。

 家族レジャーのために学校を休ませるという人がいるようだが、私はそれが嫌いである。よくないことだ。

 家内はなにか用事を足しに出かけている。

 そういうわけで、朝からのんびりとピアノの練習に励んでいる。

 「エリーゼのために」、とにかく最後の小節まで楽譜を読んで、弾いてみることができた。

 こうなれば、あとは何度も何度も反復演練あるのみだ。

 昼食は子供がいないのを幸い、家内とどこかへ出かけて食べようと思っている。

寄り道 「よぞらのパーティ」 その2

投稿日:

 「よぞらのパーティ」という曲がある。 

 次女が今のピアノの先生に替わる前、近所のヤマハの教室に通っていた頃に弾いていた曲で、私も弾いてみたものだ。

 ・ 一昨年の4月の記事

 急に思い出されて懐かしくなったのでまた弾いてみた。

 ・ よぞらのパーティ 佐藤演奏

 耳で聞いて覚える曲だから、調もなんだかわからないし、左手もどうだったか忘れてしまった。だから、こうかなあ・・・?というようなうろ覚え記憶で弾いた。たしか、左手は「いろんな弾き方で弾いてみましょう」というような課題だったと思うので、たぶんこれでいいんだろう。

応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.05

投稿日:

 60小節目まで、拾い読みしながら弾いた。無論、録音して誰かに聞いてもらうようなモンではなく、無残っちゃア無残。

 60小節目というのは、左手がペダル踏みッパで「ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ」、3・2・1・3・2・1と弾き続けるところの入り口だ。

 これがまた、簡単なようで難しい。

 今までのバイエル練習では、右手の同音連打、321321というやつは、例えば90番とか81番でけっこうたくさんやっており、当時大変苦心してできるようになった。

 ところが、左手の同音連打は、思い返してみると今までに一つもなかった。

 ここは一番、訓練してみるのが良いようだ。

バイエルのオリジナル楽譜

投稿日:

 「バイエルピアノ教則本 Vorschule im Klavierspiel, Op.101 (Beyer, Ferdinand)」は著作権が切れており、いまやインターネットで無料入手が可能である。

 実は私も、それが可能であることを今日はじめて知った。

 「IMSLP International Music Score Library Project」なる非営利プロジェクトがあり、彼らはパブリックドメインの楽譜を集積して公開している。そこで入手できるのである。

 もしこれを2年前に知っていたら、全音のを買わずに、これで練習していたかもしれない。

 次女がピアノの先生の勧めに従い、7月のPTNAのコンペティションに出場することになっている。その課題曲のひとつが「バイエル98番」である。

 そこで、上のIMSLPから古いバイエルの楽譜をダウンロードし、98番のページを印刷して演奏してみた。いつも使っている全音出版のより、指づかいが詳しく書いてある。

応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.04

投稿日:

 「エリーゼのために」、36小節目までたどたどしく弾く。すなわち、全音「最新バイエル」の105ページからはじまるこの曲の、1ページ目の終わりまで、ということ。

 少しは上達してきた気がする。

 このところ仕事が忙しく、一日に20分も弾けないが、前進これあるのみ。

小池宏史氏を悼む

投稿日:

 小池宏史氏がお亡くなりになったらしい。

 大変おいたわしいことである。ご冥福をお祈りする。

 私は小池氏に一面識もあるわけではなく、ブログにコメントを寄せたこともない。当然である。あまりにも世界とレベルが私如きとは違いすぎ、とてものことになにか気安く近寄れるような雰囲気ではなかったからだ。遠慮というよりは憧憬をこめて、ただただ無言で見上げていたというところだろうか。

 「バイエル・midi」等として検索すれば、何ページ目かにかならず小池氏のブログがヒットし、その演奏を聴くことができるから、バイエルを練習している人には知っている人が多いはずだ。私もそうしてネット上のバイエルに関する知見を渉猟するうち、小池氏のブログに行き当たったのだ。

 小池氏の演奏データは、見事などとは言うも愚か、凄絶とでも言えばむしろぴったりくるぐらいで、私が自分の粗雑な演奏データと聞き比べなどしようものなら、絶望を覚えてピアノをやめてしまうくらいのものである。いや、大げさなようだが、実際小池氏のデータに聴き惚れるあまり、しばらく自分の練習がおろそかになったことがある。そのことも、ブログに書こうとしたこともあるのだが、文章の上でとはいえ、小池氏のように高みの彼方におられる人と私を綯い混ぜて書くようなことをすると失礼だと思って、何も書かなかったことだ。

 だが、お亡くなりになったと知れば、話は別だ。

 どうしてお亡くなりになったのかなど、知る由もないが、ブログによればご家族、子供さんもおられるようである。ご家族様には、どうか悲痛を超え、なんとか元気を出して生きていかれることをお願いするよりほかはない。

応用曲「エリーゼのために für Elise」その0.04

投稿日:

 朝、出勤前に30小節目ぐらいまでをゆっくり弾いてみるなどしている。

 なかなか成果はあがらないが、ナニ、これが独習のいいところ、なにもあせる必要などないのだ。