ショーウィンドウ化に加担

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市長選

 市長選の投票に行く。現職と対立の一騎打ち対決。二人とも「無所属」を標榜しているが、実際にはバックがあり、現職高橋は旧民主・社民、対立の若手畔上は自民である。

食器洗い乾燥機が壊れる

 かれこれ10年目くらいになった食器洗い乾燥機が壊れてしまった。平成19年(2007)製のパナソニックNP-BM2だ。ここまで使えば、もはや「修理」はない。「買い替え」の一択だ。

 いまや食洗機は、妻の台所には絶対になくてはならないものになっており、食洗機のない不便さには到底戻れない。

 ウチの食洗機は据置型で、いわゆる「ビルトイン式」ではない。今は各社とも据置型食洗機から撤退しており、パナソニックだけが据置型を製造している。

 というわけで、先週から妻が家電量販店に物色しに行っていたが、決めきれずに私に相談してくる。「どれを買おうかしら」と聞く妻に、私は、「そりゃお前、店に行って好みで適当な品物を選ぶのだ。型番だけ決めたら、その型番をスマホで検索するのだ。すぐに店より安いものが見つかる。」と。

 そう、言うまでもなく、ショーウィンドウ化である。消費者の行動は、家電量販店をショーウィンドウ代わりに使って特に恥じることもない時代になっている。勿論私もそうだ。

 今日は近所の某家電量販店2軒に赴き、食洗機のディスプレイ品をいじくり倒して使い勝手をあれこれと検証してきた。しかし買わず、型番だけ確かめ、スマホを取り出すやすぐにその場でネット検索だ。店の値段とネットの値段を比べ、やっぱりネットのほうが安いことを確かめる。その店で買う気がテンからないのだから、私もひどい客である。

 税込価格ではやはりAmazonあたりの値段に家電量販店は遠く及ばない。Amazonで買った場合の心配は、家電量販店のように「5年無料保証」なんてのがついていないことだろう。しかし、シャープやソニーと違ってパナソニックの製品は頑強で、今まで使っていたNP-BM2も、6年目まで一切故障がなかった。だから今度のものも、5年無料保証のお世話になることは、おそらくあるまい。

 というわけで、パナソニックの「NP-TR9」という型番のものにする。Amazonプライムにはなく、Amazonマーケットプレイスでポチ。後で気づいたが、楽天の方が数百円安かった。まあ、いいや。

晩飯に(かしわ)の水炊きでも

 レイクタウンのイオンへ行き、鶏肉、ねぎ、うどんなどを買い込む。晩飯は(かしわ)の水炊きにするのである。

 

ロッキー

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 先週いつだったか、タイムラインかウォール上に「実は『ロッキー』という映画は逆差別の映画だ」というリンクを見かけた。なるほど、そりゃ確かに……と思ったものの、よく考えてみたら私は「ロッキー」を見たことがないということに気付いた。

 Amazonプライムで見られることがわかったので、見てみた。

 見ているうちに差別がどうとかはもうどうでもよくなり、貧しい主人公たちの純愛に思わず涙ぐんでしまった。脚本はスタローン自身が書いているわけだが、よくこれだけのものを作る才能があったなあ、と思う。否、努力と言うべきか。

ベルセルク[39]

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 Amazonでポチッておいた漫画、「ベルセルク」最新刊、届く。第39巻。

 私が20代の頃から連載されているが、まだ終わらない。

 本が届く前にふとYoutubeで検索してみたら、ベルセルクの海外版の劇場アニメがけっこうアップロードされている。どうも違法臭いが……。

「ベルセルク」39巻

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 「ベルセルク」39巻が昨日出た。Amazonでポチ。

ブクレコの本棚のバックアップ

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 サービス終了が判明したブクレコだが、結局のところ、書棚データのエクスポートは出来ないから、手近のマシンの「wget」あたりで丸ごとコピーしておくより他にない。

$ wget -kpr -l0  -t3 -T5 -np https://www.bookreco.jp/bookshelves/59112

 まあ、仕方がない。

 で、こうやってできた「bookshelves」ディレクトリに下りて、

$ grep -h '<p class="title">' 59112?page=* |  sed -e 's/<p class="title">//' -e 's!</p>!!' -e 's/ //g' | sort | uniq | nkf -w   >booklist20160503.txt

……なんぞとやっておけば、一応書名のリストだけは取れる。

 残念なのは、ISBNとか読書日などの情報が全く保存できないことである。これをどうにかするには、Amazonか国会図書館のAPIでも使って変換するより他になさそうである。

 しかし、ふと取得した書棚ファイルを見ると、書籍の外見イメージを取得しているところがあって、そのURLでサイトを呼ぶと、その中にISBNや出版日が書かれていることに気付いた。

 なるほど。そこで、先に得た生の書棚データテキストからこのURLを切り出す。

$ grep -h 'book_image' 59112?page=? 59112?page=1? 59112?page=2? | sed -r 's!^.+(https://www.bookreco.jp/book/[0-9]+).+!\1!' >booksurl

 ファイル名をシェルに展開させるにあたり、「59112?page=*」とせずに「59112?page=? 59112?page=1? 59112?page=2?」としているのは、1番から20番までのファイルがある場合、「59112?page=*」としてしまうと、そのままだと1,11,12,13,14,15,16,17,18,19,2,20,3,4,5,6,7,8,9、というふうに、辞書順に並んでしまうからである。「ブクレコへの登録が新しい順」を保持させるためには、こうするより他にない。

 それから、このURLリストをwget -iに食わせ、データの入った生テキストを得る。

$ wget -O - -i booksurl | sed -rn -e '/<div class="summary">/, /<!-- \/\/end summary -->/p' >booksfulltext

 更に、この生テキストのタグを除き、csvにしてしまう。これをsedなどでのみやるには、結構ゴチャゴチャ書かなければならないのだが、美しく作業する気がてんからなく、行を建て増し建て増しして書いているうちに、結局自分でもなんだかわからない、次のような謎のワンライナーになった。

$ sed -nr -e '/(<span class="bold large">)|(<ul class="floatlist_left clearfix text_thin">)/,/(<\/span>)|(<\/ul>)/p'   booksfulltext | sed -e '/<span /d' -e 's/<\/span>/,/' -e '/<ul/d' -e 's/<\/ul>/-----/' -e 's/<li>出版日://' -e 's/<li>種類://' -e 's/<li>ISBN://' -e 's/<\/li>/,/' | sed -r -e 's/ +//g' -e ':loop;N;$!b loop;s/\n/ /g' -e 's/ +/ /g' -e 's/-----/\n/g' -e 's/, /,/g' -e 's/,\n$/\n/' | nkf -w
 >bookscsv_utf

 このようにして得たCSVをスプレッドシートに読み込ませるわけである。

 残念なのは、ブクレコには読書日が入れられないので、いつ読んだ本かと言うことが消失していることだ。

知的経験のすすめ

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 実のところ、なぜこの古本を図書館でつい手に取ったのか、それがまったくの謎なのだが、これぞ我が意を得たり、というほどの読書だった。

 「知的経験」というから、中身はもっと勉強勉強した、読書自慢のようなことなのかというとさにあらずで、戦中戦後にかけての、開高健の少年時代の、濃密な「生」を通して、肉体の経験、手足に考えさせることを切々と説く内容である。

 今思い出したのだが、開高健の晩年のエッセイ「シブイ」をもう一度読んでみようとして開高健の並ぶ書架へ行ったがなく、なんとなく取ったのがこの本で、書名には覚えがあったが読んだことがなかったのでなんとなく借りた、というところだったか。

 ……なんにせよ、どっちもAmazonで買えば1円の古本なので、図書館で借りるより買った方が手軽、というような感じはあるが。