さえずり季題【305】金木犀 どこからともなく漂ってくる香りに秋の到来を感じますね。
例句「滴りの金木犀が窓の巾」柏 禎 #saezuriha_odai #saezuriha— お茶菓子の者刀匠@イキヅ・ライ (@ochagashidouzo) October 7, 2016
月: 2016年10月
9月下旬時事雑見
朝鮮大学校ヒドすぎるわい(笑)
多分、毎年恒例でこういう文書を出してるんだろうけど、それにしたってヒドすぎるわな(笑)。
そもそも、北朝鮮ミサイル関連にしたって、制裁制裁と言っているが、具体的にどんな制裁をしているのか、曖昧模糊として、多分、普通の人は全然知らないと思う。「航空燃料の輸出禁止」なんてことがあるらしいけれど、北朝鮮は資源に関しては比較的豊富で、その程度の事では大して困っていないだろう。
サラミスライス
「サラミスライス」というのは、かつてはコンピュータ・セキュリティの言葉で、例えば銀行の基幹システムに悪意の改造を加え、取引ごとに小数点以下の切り捨て金額をかき集めるようなものを言った。
一件一件の取引からは1円以下の被害しかなく、気づかれにくい。小さい金額しか窃取できないが、一日の取引件数は何十万件にも及ぶので、積もり積もって莫大な詐欺になる、というものだ。
ところが、このところ「サラミスライス」はすっかり国家安全保障ないしは軍事の言葉になった。南シナ海で、尖閣で、ちょっとづつちょっとづつ中国が幅をきかせるようになっていくようなことを指して言うのだ。
「サイバー」なども、以前は「サイバー・パンク」などの文化用語だったが、今や「サイバー」というと安全保障用語にすり替わってしまった。
共産党志位、中国を非難
- 日曜版9月11日号 アジア政党会議 総会宣言 「核兵器禁止条約」を削除 日本共産党が抗議「部分的保留」表明 志位委員長に聞く(赤旗)
- 日中共産党が対立? 志位和夫委員長が中共を「覇権主義」と猛批判 核兵器禁止条約めぐり衝突 海洋進出も非難(産経)
へえええっ。日共と中共は過去一時決裂していたのが、最近また馴れ合ってるなと思ってたんだが。
まあ、ねえ。そりゃま、そうだろうねえ。
落書きオッケー、て(笑)
- 「渋谷は落書きOKと思った」=ビルにスプレー、米国人逮捕-警視庁(時事ドットコム)
ワロタ。アホかい、コイツは。しかし、笑うと、自分の家やビルに変な絵を描かれた持ち主は「笑いごっちゃアないっ!」って、怒るだろうなあ。
意外に、というか、やっぱり、というか、経済政策の評価が低いのな
外交とか安保はこの記事のとおり高いんだけど、アベノミクスアベノミクスと連呼してる割には、意外に経済政策の評価が低いんだよねえ。
鉄筋コンクリートの遺跡ww
いやもう、笑っちまった。まあ、多分、これしきの事、大国だから屁でもないんだろう。遺跡なんか他にゴマンというほど出てくる国だもんな。
連想だが、確か、韓国には、コンクリートの壁面にペンキで相撲の下手糞な壁画が描かれ、「相撲の起源は韓国だ」とか言い出すもとになっている変な遺跡があったっけなあ。そこを「これ、コンクリートじゃねえか!?」とツッコまれると、「我が半万年の歴史を誇る大韓には、千年以上前からコンクリートがあったことがこれで証明された」と言ってのけるのだそうだが。
伊勢崎賢治、ちょっと見直して好きになった
伊勢崎賢治というこのオッサン、なんっか、学者学者していて嫌いだったんだが、この記事はきっぱりと問題を
沖縄
- 沖縄県敗訴でも新基地は阻止 辺野古裁判で知事公室長(沖縄タイムス)
沖縄。もう、シマイだな。どないもならん。終わっとる。
裁判で負けたら、「裁判が間違ってる!」て、いや、それを言ったらおしまいだろうよ。何をもって正誤を決めるのさ。……まさか「暴力」か?それは違うでしょ。
まあ、上訴すればいいわけなんだけどさ……。
韓国海警
日本の尖閣も海上保安庁が忍の一字で頑張り抜いているが、韓国の海警もものすごい。それと、海警だけじゃなく、次の記事によると漁民までド根性だ。
- 韓国延坪島の漁民が中国漁船2隻を拿捕(1)(中央日報)
漁民が拿捕、て、相手は海上民兵なんぞという武装漁民だってのに、これを漁民がとッ捕まえたというのだから恐ろしい。日本の漁師だったら逃げ惑うよりほかにできることなんかないだろう。
思うに、韓国は徴兵制なので、多分普通の漁師のオッサンにも陸軍兵長や海軍水兵長あたりで任期満了した在郷軍人がわんさかおり、気合いが入りまくっているのだろう。
しかしこの群れをなす中国漁船、黄海ではすでに尖閣どころではない騒ぎになってンだなあ……。
スタンディング・オベーション一件
- 首相の呼びかけで自民議員が起立・拍手 衆院議長は注意(帝國大朝日)
いや、これ、朝日・毎日はじめ、新聞やテレビの報道のほうがおかしいだろ。
「議論が10秒中断」……って、いや、あのなあ、首相の演説で首相自身が10秒拍手してンのに、「なんと!!10秒もの長期間審議が中断した!!責任とれ」みたいなこの書きっぷり。「議長も注意」って、いや、10秒ほどして、まあ潮時だから「お座りください」って言ったんだよ。なんでそれが「余りのことにたまりかねて、さすがの衆院議長も止むことを得ず注意するよりほかなかった」みたいな書きっぷりになるんだ。
野党の噛み付きっぷりも変だ。安保法案の時なんて、あんたら暴力で何日も審議を中断させてたろうがよ。そもそも拍手と野次はどっちが行儀がいいんだ。脳味噌大丈夫か?
秋波
- 秋波(語源由来辞典)
それが、女の涼しげな
この「色目を使う」ことを「秋波を送る」と言うが、現在では性別、また個人・団体を問わず、媚びを売る意味で用いられる。
目標通り人口の増加は止まったが、出口が……
驚いた。この記事なのだが……
- 週のはじめに考える 人口減にたじろぐ前に(東京新聞)
今、私たちは少子化、人口減をなんとかしようと血眼になっている。しかし、昭和49年(1974)には、世界人口の増加を食い止めるため、政府の方針で人口を減らそうとしていたのである。このこと、うっすらとは覚えていたが、忘れてしまっていた。
そう、私が小学生の頃の事なのだが、実際、私より3、4歳上の人たちの頃、子供が非常に増え、小学校などが大急ぎで増設され、教員が大量採用されていたのである。
今、女性の自尊心をくすぐって働かせようとしているが、これは、子供が減った分を手っ取り早く埋め合わせ、納税人口を増やそうという政府の作戦である。
政府もいいところへ目を付けたもので、女性たちも「働いて税金払え」と言われると「なによう!!そんなこと言うんだったら戦争法案なんかやめて人殺しのための予算を減らせばいいじゃない!」と怒り出すが、「これからは女性が光り輝く時代、活躍する女性ほど美しいものがあるでしょうか。アメリカもヨーロッパも既に女性こそが外交・経済・軍事・文化の中心になってますよ、遅れているのは日本の惰弱な男どもの考え方だけですよ!それを改めさせないと!」と言われると「うふふふ、そうかしら、働かなくっちゃ!」と張り切り出すと言うものだ。
女性が働くのは本人の幸せのためにも良いことだと思うし、また、家族や、ひいては社会の活力、また経済などにも好もしい影響を及ぼすとは思うが、新聞やテレビに紛れ込ませてある「くすぐり」にウッカリ乗るのは、それは、「皆さん騙されてまっせ」ということである。
池の端 藪蕎麦
自作の「東京蕎麦名店マップ」に少しづつ写真などを配置していたのだが、どうしても埋まらない店が標記「
- 池の端 藪蕎麦(「木鉢会」サイト)
たしかどこかに写真を撮っておいてあるはずだ、と、あちこち
検索しまくっていると、4年前、平成24年(2012)の7月12日に「池の端 藪蕎麦」に行っていることがわかった。TwitterとSwarmに記録が残っていたのだ。
ところが、このタイムスタンプで探しまくるにもかかわらず、全然見つからない。確かTwitterに投げるかしたはずなんだが、と思うのだが、ない。
うーん、往時の「池の端 藪蕎麦」が
な……っ!
労組と故高橋まつり氏
高橋まつり氏は死んだ。あまりにも痛々しい亡くなりかたであり、母上の悲痛に同情する。
その間、各所の労働組合は何をしていたかというと、「安倍政権粉砕」「戦争反対」「原子力発電所全廃」と言っていた。身に覚えがあろう。
政治や戦争も、もちろん国民全体の大きな幸せに影響すること大であって、労働組合としてそれに関わろうとするのも正論と言えば言える。
だが、彼ら労働組合は、この東大出の優秀な女性が自殺を選ばざるを得ないという、そういう異様な事態に、なんで「私たちは無関係、無罪、だからもっと大きい政治的課題に取り組むのだ」というような態度を取り続けておれるのか。同じ労働者たる仲間を救おうと、なぜしないのか。
これは、もはや労働組合なるものが、とうの昔から働く人たちの味方などではなく、共産主義者、ひいては外患誘致を図ろうとする勢力、すなわちロシア、中国、北朝鮮の代表でしかないということを物語る。
室町砂場 赤坂店
国会図書館へ「太平記」「梅松論」その他千早赤阪城の闘いに関するものを読みに行った。
その後、今日も蕎麦を手繰ろうということで、国会図書館から歩いて行ける最も近い名店、標記「室町砂場 赤坂店」へ行った。
「室町砂場 赤坂店」は、国会図書館からは15分ほどで歩いて行ける距離にある。国会議事堂の前を通って、首相官邸の裏へまわり、溜池山王から
店は小さく、数寄屋造りの渋い2階建てで、赤坂とはいえ裏通りの静かなところにある。
空いていると踏んだ土曜の午後の遅い時間、臆せず暖簾をくぐる。
先客は二組ほどで、妙齢の白人女性と日本人女性が卵焼きなんかをつつきながら低声の英語で話し込んでいたりした。
私はまず酒を冷やで一合、それから焼海苔を頼む。なんだかこれが蕎麦屋での習慣のようになってしまった。
酒は菊正宗だ。海苔は蕎麦屋でよくある炭櫃入りではなく、「神田・まつや」と同じように小さい海苔箱に入れてくるが、言うまでもなくよく乾いており、厚手の上等の海苔で、がっしりと旨い。それに、他所より多く入っている。
通しものは浅蜊と針生姜を
いつものとおり、一杯ほど酒が残っている頃おいに「もり」を一枚頼む。
他の砂場と同じく黒からず白からず、それでいて歯応えのある、しっかりした蕎麦が出てきた。
蕎麦湯は濃い目に蕎麦粉が溶け込み、飲み応えがあってうまかった。
菊正宗 1合 | 750円 |
焼海苔 | 350円 |
もり | 600円 |
合計 | 1,700円 |
全部で1700円ちょうどだ。それほど高くなく、あっさりと楽しい飲み食いであった。
このところ毎週蕎麦ばかり手繰っているが、面白いし旨いので、やめられない。
「東京蕎麦名店マップ」を更新し、この店の写真も載せておく。
酒臭い息では信心の上でどうかとも思ったが、
梅松論、赤坂・千早城の戦い
「梅松論」は「太平記」と並ぶ南北朝時代の軍記で、太平記は南朝・後醍醐天皇寄りだが、この梅松論は足利寄りである。特徴的なのは、太平記・梅松論のどちらもが、楠正成に関しては同情的に記していることだ。
これを借りて
ムックでこういうのもあり、これも繰ってみた。