時事雑片

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薄々、けっこういい加減な国柄だとは思っていたが

 なかなか良い記事。

 そう。恐怖独裁軍事国家、というのとは違うんだよな。冗長で、意外にバカな感じの国なのさ。プーチン氏も処世で生き残っていっているだけで、恐ろしい人物でもないように思う。

手ぶりさえ。これもポリコレ?

 極端国家アメリカじゃ、手ぶりさえも駄目なのだという。

 よくもまあ、次から次へとこんなろくでもないことで血眼になれるよなァ、あそこの国は。……いやまぁ、そりゃ、俺には何の関係もありませんけどね。

痴漢と言うのは本当は馬鹿な男のことを言うが

 男の嫉妬、っちう奴じゃな。

 男の嫉妬。醜いねェ。単純極まる馬鹿である。

 ところで、「痴漢」というのは体を触るなどする性犯罪者のことだが、本当の単語の意味は、「(たわ)(おとこ)」、つまりバカ者のことである。

 嫉妬深い男というのは、「痴漢」と言っていいと思う。

払った税金を自分のお金と思うか、自分の敵にゆすり取られたお金と思うか

 私の嫌いな朝日新聞だが、この記事はいい記事だと思う。

 自分のお金を預ってもらって、自分のために使ってもらっていると思っているか、つまり払った税金を自分のお金だと感じるか。それとも、ゆえなくして敵であるところの権力者にむしり取られ、あるいはゆすり取られて悪用されていると思っているか、つまり自分のお金ではなくなってしまっていると感じるか。この二つのうちどちらかというと、私たちは後者に感じやすいのだろう。

 私などはどちらかというと「預けているだけ」「預けて使い方をアッチに任せているだけ」という感じを持っている。だが、政治や行政への不満を表明して見せることで自分の知性を見せびらかしたいような人は、そういうふうにとらえることは「私はバカです」と自分で言うような感じがして我慢ならないのだろう。一頃の大学生なんか全員マルクス主義に凝り固まった共産主義者だったから、日本のある一定の階層の人たちはおしなべて保守政党をこき下ろしていて、そうしなければ自分の知性が低下し、逆に保守政党をこき下ろせばこき下ろすほど自分の知性が表明されると思っていると見て間違いない。その矛先は時に警察官や市役所や公立学校の先生にも向けられる。曰く「税金泥棒」というわけだ。

 しかし、そういう「知性を自認している連中」も、自分たちのやっていることはいい加減なものだ。こうした人々のほとんどは経済行為に従事していると言ってよいと思うが、その経済行為なんてものは、所詮、「できるだけ価値の低いものをできるだけ価値の高いものであるかのごとく欺瞞して売り、儲ける」という詐欺行為でしかない。詐欺師が泥棒をこき下ろすなんざ、目糞鼻糞どころか、ザーメンとマン汁、略してザー・マンである。いや、これは誉めてるんですよ。ザー・マンにはどことなく愛の背景がありますからね。

 だから知性なんて糞喰らえ、……といつもの方向に持っていってもいいが、まあ、今日はよそう。

時事雑挙

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 いつも通りかかるご近所の瀟洒なお宅の庭に、大きな芙蓉が咲いた。華やかだ。そのお宅は庭の手入れがよく、毎年大輪を咲かせている。

 梅雨が長引くが、まあ、こんなものだろう。

アメリカっちゅうのも、しかし、ハードな国でんな

 ほんと、病人にキビしいよな。オバマなんちゃらの時も、日本の医療事情と比べて、いやはや、と思ったものだったが。

 アメリカに出張した時、車にはねられたりしなくてほんとによかった、と、帰ってきてから安堵したものだったが。アメリカで大怪我して病院に担ぎ込まれると破産するんだそうで。

 もっと困るのは心臓や脳の急病で病院に担ぎ込まれ、治療したが甲斐なく死亡した、なんて場合だそうだ。死んでしまったわ、莫大な請求書を突き付けられるわ、遺族はえらい目にあうらしい。

仁德天皇陵

 仁德天皇陵が世界遺産に登録されたそうな。

 私は大阪府堺市生まれである。仁德天皇陵は子供の頃から見慣れた大古墳で、当時は世界最大の墳墓と言われたものである。実際、投影面積では始皇帝陵やクフ王プラミッドをもしのぐ大きさだ。

 仁徳天皇の実在を疑うような学説も多いが、そんなこと、気にしなくてよろしい。

 しかしそれにしても、「世界遺産なんだから直ちに暴け!」みたいな変な学者の声を大きく報じるのもどうなのかね。むしろ、世界遺産だからこそ、これまでより以上の管理と静謐、平穏と安定が求められるのと違うか?

難癖(なんくせ)(わら)

 いやまあ、ほんと、こんな逆切れ(ギレ)というか、スットコドッコイというか、アホみたいな噛みつき方もあるんだなあ。

 「むしろ日本が」て、ハハハ……。

 ま、整斉粛々淡々と、貿易コントロールは続くんだろうね。韓国企業の社員さんたちもご苦労なこって。自分たちが悪いわけでもなかろうにな。

 しかし、例の射統レーダ照射された時だって、難船を救助していたとか言ってるけど、さしずめ、こういう戦略物資でも横流ししてたんじゃねえの?

ジャニー喜多川氏死去

 稀代のプロデューサー、ジャニー喜多川氏が死去したそうな。

 今52歳の私などが子供の頃から、ジャニーズ事務所のタレントは、例えばあおい輝彦やフォーリーブス、田原俊彦、近藤真彦など、多くが活躍していたものだ。

 祈冥福(めいふくをいのる)

なんでまたそういう筆致にするかな

 なんで「アベ謝れ」みたいな筆致の記事にするのか、サッパリわからない。

 もちろん、いわれなき差別を受け、言語に尽くしがたい苦難にあってきた原告の人々に対して、当時の社会や政府になりかわり、国を代表して謝罪するとすれば、安倍総理が適任と言うことにはなるが、それはやむなくそうなるのであって安倍総理が悪いわけではない。悪いのは当時の社会や政府や行政、医学、ひいては科学技術である。もっと言えば、悪いのはアナタであり、私である。アナタや私の代わりになって、代表で内閣総理大臣に謝ってもらうということである。

 ところが、記事やそのタイトルはまるで「アベ謝れ」である。

 多分、記事と記事の書き手が変なのであって、原告もこれだけを言い立てたわけではあるまい。ほかにもっといろいろな思いを述べたのだろう。それをバッサリ切り捨てて、「アベ謝れ」みたいに見える記事を書いて人々の目に見えるところにぶら下げる。もちろん、記事に「アベ謝れ」などと書き込まれているわけではない。だが、そのように見えてしまう。

 つまり、朝日新聞としては「いえいえ、弊紙は『アベ謝れ』などとは一言も書いていませんでございますヨ(冷笑)」と逃げおおせてしまえるわけだ。卑怯で悪辣な記事である。

 考えてもみれば、このハンセン氏病問題は民主党政権時代もずっと存在していたわけである。だが、それなのに、「解決に至らなかった旧政権の関係者は謝れ」なんてことを書く新聞が一紙でもあるか?

 まあ、選挙の前だし、ねえ。ホンット、新聞ってイヤだよ。……って言ってて、新聞がなきゃ今の社会の構造はやっぱり成り立たないんだけどさ。

ついにこんな寺も現れようとは(笑)

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 以前、知人との馬鹿話をネタとして書き留め、このブログで紹介したことがある。「供養」という題で、10年ほど前のエントリだ。

  •  供養(オッサンとバイエル、ピアノ等、平成21年(2009)08月24日(月)17時50分)

 ところが、朝日の記事を漫然と見ていたら、似たような供養を本当にやる住職が現れたというので、笑ってしまった。

 「仏教の大義」て……(笑)。

最近時事

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おっと、こう来た
ぐははははは、ザマァ見やがれ馬鹿野郎

 けっこうなこっちゃ。朝日新聞如き、潰れるといい。

スポーツ嫌い

 ま、こんなことがあるからプロスポーツがますます嫌いになるわけだ、野球にせよサッカーにせよ。

塩味好き
新し過ぎてついて行けん(笑)
なるほど、そのテがあったか

 なるほどなあ、IMEの変換履歴か。さすがはサイバー警察。

パキスタンの新春凧揚げ

 ものすごすぎて、亡くなった方の冥福を祈りはするものの、なんだか笑ってしまった。

そりゃそうだろうよ。

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 そりゃあ、こんな糞拭き紙みたいなものを高値で売ってこいと言われれば、死にたくもなるだろうよ。気の毒である。

 一度、東京の朝日新聞本社の高い階でふんぞり返っているいけ好かないブン屋なぞのほうが、倒産してプライドを失って路頭に迷い、死んでしまうといいと思うね、腹の底から。

 ブン屋にいい人なんかいないもの。

褒める朝日はまた入り組んでる

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 「SEALDs」とかいう不逞の連中に対する朝日の書きっぷりが常人の理解を超越している。

 いや、朝日がこういう連中を持ち上げたりテコ入れしたりするのは、それは、わかるよ。本来そういうキチガイ新聞だし、だいたいそもそも「アカ」、共産主義の人殺し礼賛記者集団なんだから、SEALDsみたいな連中を支持するのは当たり前で、やむを得ないということは十分理解できる。まあ、朝日民主主義人民共和株式会社も仕事でやってるわけだから、記者さんや社員さん全員が悪と決まったわけでもなし、仕方ないですわ、これは。

 私が理解できないというのは、SEALDsなんて連中が下手くそなデモなど煽ったせいで、彼らが大好きな旧民主党(現民進党)を逆に政権与党の座から引きずり下ろしてしまい、本来彼らの味方であるはずの18歳以下の若者が大挙選挙権を持たされて参入してきたこの7月の参院選では、SEALDsが大嫌いな自民党を圧勝させてしまうという、「お前ら何がしたかったんだ!?」と、反対の立場の人たち全部がその卓越した、ギャグセンスと言うより他ない支離滅裂な彼らの感覚に、むしろ畏敬を覚えざるを得ない状態であったのにもかかわらず、朝日新聞がこれを手放しでほめちぎっているという点である。

 もしあれが政治的情熱だと言うなら、彼らの知能のほどには疑義を覚えざるを得ないが、これを「よくやった」と褒めちぎりまくって記事にする、という、その朝日新聞の方針は、もう、乱れ乱れた麻のようなものと言わざるを得ない。

 はっきり言えば、SEALDsは、朝日的立場の正義や、朝日的平和、朝日的道徳(そんなものがあれば、だが)、社民党的、民進党的、共産党的、護憲平和主義左ソビエト中華人民共和国北朝鮮的ゆとり美学……みたいなものを、ケチョンケチョンに汚してしまった連中なのである。

 SEALDs連中だって、それが自分たちでよくわかっていて、むしろ慙愧に堪えないから、この前の参院選をしおに、すごすごと頭をかきながら引き下がるの(てい)だったのではあるまいか。

 いや、私はいいんですよ、私は頭の悪い右翼で、SEALDsなんて連中は大嫌いとは言うも愚か、死んでくださいなどと言ったら脅迫になってしまうから決してそうは言いませんが、なにか、4次元の隙間みたいなところとか重力密度の歪みの谷間みたいなところへ挟まって、ヒョッ、とか間抜けな音を立てて消えてくれませんかね、などと思っている人非人(にんぴにん)ですからね、私は。

 だから、彼らがその実力を余すところなく発揮し、これからも余計な活動によってますます憲法改正論を活発化させてしまったり、いわんや憲法改正どころか「憲法破棄」とかいう非常にアレな方向へ心ならずも誘導してしまったり、大々的なデモをブチかまして中国や朝鮮の言い分を完全に封殺してしまったり、テレビに出まくって喋りまくった結果、ついにウッカリ「再軍備宣言」にまで日本を推しまくってしまったり、国会議事堂前でラップをやったらなぜか原子力発電所積極増設+核武装というところにまでなぜか大躍進してしまったり、ええ、どんどんやってくれればいいんですけれども、いえ、ほんと、私は馬鹿右翼なんでそれでいいんですけど、……。

 朝日新聞さんとか民進党さんとか社民党さん、共産党さん、まあ、反社会的な人々はなんだか他にも変なのが沢山ウジャウジャいるから全貌はよくわかんないですけれども、みなさんはそれで、本当にいいんでしょうか?。

 私には、みなさんにとって、どうも、彼らSEALDsは、厄介な敵だったんじゃないかと思えるのですが。

 その点、邪魔者が解散してしまって、皆さんがた、反社会的な方々の大多数にとっては、たいへん良かったですね。おめでとうございます。

洗脳

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 特に思想的な面で、人と違った考え方を聞いたりそういう人を見たりすると、すぐに「あなたは変な思想を注入され、洗脳されている」などと言い出す(ヤカラ)が多い。

 私は以前から他人にそう決めつけられることが多い。ああ、どいつもこいつも、なんでこうなんだ、と思う。

 私はこれを「朝日新聞病」と名づけてみた。私にとってはむしろ憫笑(びんしょう)・冷笑の対象である。

 私としては悔しいことだが、朝日新聞はある意味、日本の知性を代表してきてもいるので、朝日新聞を熟読することは知性の指標でもあった。ゆえに、一定程度以上の賢い人は朝日新聞をよく読む。そのため、ほぼ全員が朝日新聞に洗脳され、妙ちくりんな歪んだ思想を持つようになるのだが、逆に彼らから見ると、私のような知性のかけらもない男は、「洗脳された歪んだ思想を持った男」に見えるのである。

 私も相手も、どっちも似たりよったりだが、決定的な違いがある。それは、私のような人物は絶えざる批判と蔑視に晒され続けているため、「歪んだ思想を持った偏った男」と呼ばれることを正面から受け止め、自分自身をよく検証し、振り返り、自分をそのように見てみるという経験も多く積んでいるのに対し、アッチではほとんどそんな経験はなく、自分の無邪気で無責任な正義を信じて疑っていないことである。

 一度、朝日新聞の流儀を疑ってみたほうが良い。「私はひょっとして間違っているのだろうか」「私は、もしかして洗脳されたのだろうか」と、深刻に悩んでみるべきである。

島にイノシシどこから 海渡り? 厄介者急増中 山口:朝日新聞デジタル

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 自然の呼び声にしたがって自分で泳いでくるというんでは、どうにもしょうがない、止めるわけにもいかんわなあ……。

 ……っつーか、猪って、泳げるんだな。映像の様子では、「身を守るためにやむなく泳いでいる」というのとは全然違う、まるで水棲動物のように悠揚迫らざる様子だ。

 イノシシが田畑を荒らしたり、住宅地に出没して暴れたりする例が各地で相次いでいる。そんな中、山口県東部でイノシシの捕獲数が急増中だ。どこから現れたのか、陸続きの地域だけではなく、周防大島町や平郡島(へ…

情報源: 島にイノシシどこから 海渡り? 厄介者急増中 山口:朝日新聞デジタル

戦前の日本の話をすると

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 戦前の日本の話をちょっと同情的にすると、

「それは国民がそのように洗脳されていたのだ!」

「ろくな情報を与えられず、無理やり信じ込まされていたのだ!」

「国民がだまされていた!」

……と、まるで激昂して、ムキになって反駁する人が多い。

 ですが、ですがですよ。

 じゃあ聞きますが、今の皆さんは、誰にも洗脳されていないと言えますか?

 無理やり何かを信じ込まされていないのでしょうか。

 今のあなたは誰にもだまされていないのでしょうか。

 リッチで立派でネットに接続されたカッコイイ情報サイバー超絶スバラシイインターネットマスコミ朝日新聞ハイテクテレビ受像機システムパソコンタブレットから延々と流し込まれる映像と画像と音と文字列で解ったような気になるんじゃなくって、そうじゃなくって、自分のみすぼらしい脳味噌と、悲しくなるような寒々とした情報から、魂で感じ取るようにした方がいいのではなかろうか。

米軍の残虐行為

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 リンドバーグというと、勿論大西洋単独無着陸横断飛行のアメリカ人英雄パイロットである。私も少年時代に「翼よ、あれがパリの灯だ」など読んでシビれたものであった。

 リンドバーグはいろいろな点で有名であり、気の毒にや、愛児が誘拐殺人されたことなども有名だ。他に、あまり知られていないが人工心臓の開発に功があったそうである。

 しかし、私としては、次に挙げるリンドバーグの隠れた功績を心に留め、折に触れ紹介したいと思っている。それは、有名人として欧米白人の残忍さを文字にし、彼の名において克明に書き残し出版したということだ。

 それが彼の著作「第二次大戦日記」である。リンドバーグは成り行きのやむを得ない事情で、太平洋では軍籍にはなかったそうであるが、それでも戦地にあってさまざまな見聞を記し伝えた。


 その中には、さすがの悪名高い支那方面の日本陸軍だってこんなことはしなかったろうという米軍・豪軍の蛮行が出てくる。2000人ほどの日本人捕虜を飛行場に並べ、機関銃を乱射してなぎ倒す。 裁判も人道も糞もない。手を挙げて投降しても無視して射殺、その理由が「捕虜なんかとっても日本語がわからんから、めんどくさいので殺す」である。無論それは敵である日本にもうすうす伝わる、だから日本兵たちは投降などしたがらない。日本人の耳や鼻が珍しいから切り取って恋人に送るなどというのはまだしも、日本兵の死体からペニスを切り取って干し、これをとっておいて見るたび笑う、日本人の頭蓋骨が面白いなどと言って、死体から切り取って集めて持ち帰る。米兵どもは、生の肉片が頭蓋骨についているのが汚いからといって、蟻の巣のそばにこれをしばらく置き、蟻に肉を食わせて頭蓋骨を綺麗にするといったテクニックまで編み出したという。

 神風や援軍を送らぬ玉砕など誤った手法に内向した帝国軍隊といえども、敵兵に対してさすがにここまでの人格の否定、蹂躙、無残な陵虐はしなかった。

 兵に対してすらこうであるからは、婦女子に対してなど推して知るべしである。リンドバーグは書いてはいないが、沖縄の婦女子の戦後など、文字通り「慄然として肌に粟を生ず」、である。

 日本側では彼らを「鬼畜米英」と呼び、かつはこの「米」「英」には「けものへん」の部首をつけた造字までしたもので、それを指して戦後旧帝国政府はボロカスに言われているのであるが、実際のところ、鬼畜と変わらないというか、いや、これではそのまま鬼畜である。

 日本人のように歴史が戦前と戦後で画然と分かたれてはいない彼らにとって、グアンタナモやアブグレイブの蛮行は大東亜戦争の頃とひと続きの価値観、ひと続きの歴史でしかない。

 最近なんだか、「日本兵は宗教儀式で英米の捕虜を食った」なぞという荒唐無稽な言いがかりがあったのないのと、たかが映画や文学作品で揉めているようだが、こういう妄想は実際のところ、「相手がひどい連中だということを表現するために、自分自身が考えうる最も恐ろしいことを相手がしていると書いた」のであろうと想像はつく。文学上のあやと言う程度のものに過ぎないのであるが、これは逆に、著者自身の隠れた性癖を露呈してしまっている。これとリンドバーグの叙述を併せてみると、「食ったのは本当は米軍なんじゃないのか」とすら思えてくる。

 リンドバーグがこの著書によってアメリカ人から敬遠されたかどうかはよくわからないが、ひょっとすると、さながら日本における朝日新聞の記者のように、「アメリカ人を誤解させた」と責められたかもしれない。実際のところ、親独の立ち位置と政治観によって、リンドバーグは陸軍大佐の地位を解かれるなどして当時の政権に批判的であったようで、そのためにこのような筆峰になったことは幾分含みおかねばならないようである。