PC-Depot「OZZIO」MX1460NのフロントのダミーIEEE1394コネクタを使えるようにする

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 またまた、このブログに書くには珍しい、また私としても珍しい記事を備忘録代わりに書く。

 先日3万円以下で購入した標記のパソコン、近所のPC屋さんのオリジナルショップブランド「OZZIO」MX1460N、値段の割には性能もよく、満足している。前面パネルにUSBやIEEE1394コネクタがあるが、IEEE1394コネクタはダミーで、蓋がしてある。

 だが、私はIEEE1394のPCIカードを持っており、前のパソコンでもこれを使用してビデオなどを取り込み、このブログに載せるなどしてきた。背面のコネクタに挿せばいいのだが、せっかくのフロントのコネクタを、使えるものなら使いたい。

 そこでケースを開けてみると、前面パネルのIEEE1394コネクタは、内部では「MILピンコネクタ」になっている。6ピンの一列だ。で、ここが困った点なのだが、これがオスなのだ。

 出来合いの「ケース用1394ケーブル」というのを買うと、バラピンと呼ばれる、配列を変えることができるピンプラグが付いているが、これがまたオスである。

 スマートにつなぎたい。だが、ケーブルはない。

 ・・・と、いうわけで自作した。少々小遣いはかかったが、要点は次のとおりである。

  1.  「2550」という品番の圧着端子を探す。これは秋葉原の「千石電商」などで買える。100220_143039 5円だの10円だのという値段だから、買った気のせぬ値段。これにはオスとメスがあるから、この場合はメスを買う。この圧着端子用の黒いシースも売っているから、これも買う。バラでもよいが、今回は6ピンのやつを買った。
  2.  ついでに、この端子を取り付ける圧着ペンチを買う。これは、いいものを買うと4000円以上もするが、前述の「千石電商」には、安物も売っている。1530円である。100220_142920 千石電商の店員さんに言わせると、「これは高いほうに比べてややコツがいる」とのことであるが、これでも十分使える。
  3.  あらかじめ買っておいたケース用1394ケーブルのオスのピンプラグを全部ニッパーで切って捨てる。
  4.  被覆を剥き、買ってきた圧着端子を取り付ける。
  5.  シースを取り付ける。この際、もっとも大事なのは、言うまでもなくピンの配列である。IEEE1394は次のとおりである。

    1 2 3 4 5 6
    白 黒 赤 緑 橙 青
     

  6.  こうして作成したコネクタで、PCIカードとケースをつなぐ。ケースにつなぐとき、どちらが第1ピンかが大切である。私の「OZZIO」MX1460Nの場合は、ケースの蓋を開けて手前側(ケースの正面から見れば左側)が1番ピンであった。最初わからなかったが、基盤をよく観察すると、「1」と印刷されているからそれとわかる。他のマシンの場合も、コネクタの周りをよく観察すれば、手がかりがあるはずである。
  7.  おそるおそるビデオカメラを接続し、ビデオの取り込みが実際に出来れば、うまくいっている。もしビデオカメラやPCIカードやPCから煙が出たり壊れたり(笑)すれば、何かが間違っている。PCとビデオカメラを買いなおすところからやり直そう。(ヲイヲイ(笑))

このところの練習

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 このところ、ピアノの練習内容をツイッターで「呟い」たりしていたが、数日前から「ustream」というところに恥ずかしげもなく生演奏で練習の様子を放映するなどしている。

 今日の午前中も放映し、それを録画してある。

 なかなか面白く、人に見られて恥ずかしいと言う気持ちを抑えれば、適度な緊張感が得られて良い。

王様の行進 その0.7

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 きたる3月28日の発表会で次女と連弾すべく練習中の「王様の行進」、腕前は二人ともはなはだ不十分ながら、ようやく、なんとか二人で合わせることができるところまでは漕ぎ着けた。

次女のピアノ

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 このブログにもよく登場する私の次女は、近所に住むI先生というピアノの先生にピアノを習っている。私も、ピアノは独学であるとはいうものの、このI先生に3度ほど、「単発レッスン」をしていただいたことは、このブログにも記しているとおりである。

 次女は、ず抜けてどハデな天才であるとか、他人より才能があふれ出ている、というほどのことはないにせよ、I先生のご指導により地道に少しづつピアノの腕前を上げている。

 きたる3月28日の発表会では、私との連弾もするが、アルバート・エルメンライヒの「紡ぎ歌」という曲を弾くことになっている。この曲は、紡ぎ車がくるくる回るような印象の、楽しい曲である。このところ少々ピアノが楽しくなり始めたように見える次女は、よくこれを練習して聴かせてくれる。

 現在のところ、次のような調子である。

「王様の行進」 その0.5

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 次女の発表会の連弾相手をするにあたり、日々「王様の行進」の練習をすすめている。

 やっとこさ、ゆっくりなら弾けるようになってきた。次女の仕上がりはまだもう少し先のほうになりそうだから、とりあえず次女のパートはMIDIで入力し、自分だけ弾いてみた。

 まだ少々ミスタッチもあるし、スピードも乗らない。さらに練習を進める。

「王様の行進」 その0.1

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 ツイッターで楽しく遊んでいるうち、ハッと気がつくと、もう平成22年が明けている。

 次女との連弾曲「王様の行進」を、少しづつ練習している。

 今、ようやっと、ごくゆっくり、自分のパートを両手で通せるようになったところだ。

 なんとか3月の次女の発表会には間にあわせたいものだ。主役は次女である。こればかりは、自分だけが頑張ってもだめで、次女にもハッパをかけねばならぬ。

Twitter API を OAuth認証で使う場合の勘所

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 このテのエントリを書くのは、私には大変めずらしいことだが、備忘録がわりに書く。

 ツイッターAPIとOAuthをphpで使うのは、結局のところ、例えば「記事を書く場合」なら、

<?
$oauth =
  new OAuth("コンシューマキー", "コンシューマシークレット",
            OAUTH_SIG_METHOD_HMACSHA1,
            OAUTH_AUTH_TYPE_URI);
$oauth -> setToken("アクセストークン", "アクセストークンシークレット");
$oauth -> fetch("http://twitter.com/statuses/update.xml",

  array("status" => "ほげほげ"),
  OAUTH_HTTP_METHOD_POST);
?>

 ……というコードを実行させる、ということである。これで、ツイッターに「ほげほげ」と書き込まれる。

 それだけだ。それ以外に何もない。

 ただ、そこまでにいろいろとやることがある。

 まず、phpで「OAuth」オブジェクトが使えるようになっていなければならない。それを楽にセットするためにはpeclが動いていなければならない。今日現在はphpのOAuthはまだbetaであることにも注意が必要だ。

 そこで、

# yum install php-pear
  (途中出力及び対話略)
# yum install php-devel
  (途中出力及び対話略)
# yum install curl-devel
  (途中出力及び対話略)
# pecl install oauth-beta
  (途中出力及び対話略)
# echo ‘
extension=oauth.so
‘ >>/etc/php.ini
# /etc/rc.d/init.d/httpd restart
  (出力略)

 などとする。私の環境の場合だが、まあ、多分、どんな環境でも考え方は同じだろう。

 それから、ツイッターのコンシューマキーとコンシューマシークレットを取る。これには、ツイッターのフォームから申込む。

 この申し込みでは、「Application Type」に「Browser」を選び、「Callback URL」に公開サーバに置いたプログラムのURLを正しく入力する必要がある。他の欄は適当で良い。「Application Name」は日本語も大丈夫だから、オリジナリティあふれる、気に入った名前にするといいだろう。

 うまく申し込めば、画面が遷移し、コンシューマキーConsumer key、コンシューマシークレットConsumer secret、またその他の必要なAPIのURLが表示されるので、これをコピーして保存する。

 次にやることは、アクセストークンとアクセストークンシークレットを取ることだ。

 phpのマニュアルの中の「ウェブサービス」の項目の中に「OAuth」の項目があるから、それを見る。その中に、OAuthを使う一例がある。

これをコピーして、少しカスタマイズする。このカスタマイズの目的は、アクセストークンとアクセストークンシークレットをツイッターから貰い、それを表示させることにある。プログラムのファイル名は、あらかじめ「Callback URL」で申込んだものにする。私は次のようにカスタマイズした。

<?
//
//  oauth.php
//
$CONSUMER_KEY      = "取得したコンシューマキー";
$CONSUMER_SECRET   = "取得したコンシューマシークレット";
$REQUEST_TOKEN_URL = "http://twitter.com/oauth/request_token
";
$ACCESS_TOKEN_URL  = "http://twitter.com/oauth/access_token
";
$AUTHORIZE_URL     = "http://twitter.com/oauth/authorize
";
$TIMELINE_URL      = "http://twitter.com/statuses/home_timeline.xml";
//

session_start();
if(!isset($_GET[‘oauth_token’]) && $_SESSION[‘state’] == 1){
  $_SESSION[‘state’] = 0;
}
try {
  $oauth
    = new OAuth($CONSUMER_KEY, $CONSUMER_SECRET,
                OAUTH_SIG_METHOD_HMACSHA1,
                OAUTH_AUTH_TYPE_URI);
  $oauth->enableDebug();
  if(!isset($_GET[‘oauth_token’]) && !$_SESSION[‘state’]) {
    $request_token_info = $oauth -> getRequestToken($REQUEST_TOKEN_URL);
    $_SESSION[‘secret’] = $request_token_info[‘oauth_token_secret’];
    $_SESSION[‘state’] = 1;
    header(‘Location: ‘.$AUTHORIZE_URL.
      ‘?oauth_token=’.$request_token_info[‘oauth_token’]);
    exit;
  } else if($_SESSION[‘state’] == 1) {
    $oauth -> setToken($_GET[‘oauth_token’],$_SESSION[‘secret’]);
    $access_token_info = $oauth -> getAccessToken($ACCESS_TOKEN_URL);
    $_SESSION[‘state’] = 2;
    $_SESSION[‘token’] = $access_token_info[‘oauth_token’];
    $_SESSION[‘secret’] = $access_token_info[‘oauth_token_secret’];
  }
  echo "<p>ACCESS_TOKEN=".$_SESSION[‘token’]."\n";
  echo "<p>ACCESS_TOKEN_SECRET=".$_SESSION[‘secret’]."\n";
  echo "<p>\n";
  $oauth -> setToken($_SESSION[‘token’],$_SESSION[‘secret’]);
  $oauth->fetch($TIMELINE_URL);
  $xml = $oauth -> getLastResponse();
  print_r($xml);
} catch(OAuthException $E) {
  print_r($E);
}
?>

 これを「Callback URL」で申し込んでおいた公開サーバに正しく置く。

 次にこのファイルにブラウザでアクセスする。この時に、起動しているブラウザが先にあるなら、一旦全部終了させ、新しく起動したブラウザでアクセスすることをおすすめする。そうしないと、最初はいいが、2度目・3度目に失敗する。

 画面は一度ツイッターのサイトに遷移し、ユーザ名とパスワードを要求される。入力して「許可」のボタンをクリックすると、画面がまた遷移し、もとのスクリプトに帰ってくる。万事がうまくいっていれば、その時に「ACCESS_TOKEN=なになに・・・」「ACCESS_TOKEN_SECRET=なになに・・・」と表示され、その下にタイムラインが表示される。生XMLで表示されるかも知れないし、文字列がつながって表示されるかも知れない。それは環境による。うまく行かないときは、どこかが間違っている。

 この「ACCESS_TOKEN」と「ACCESS_TOKEN_SECRET」をコピーしてとっておく。

 本来ならば、「ACCESS_TOKEN」と「ACCESS_TOKEN_SECRET」は一定の期間で捨てられるので、このことはその都度その都度行わなければならないのだが、ツイッターは期限がないらしく、「ACCESS_TOKEN」と「ACCESS_TOKEN_SECRET」がずっと使える。

 これで、「コンシューマキー」「コンシューマシークレット」「アクセストークン」「アクセストークンシークレット」の4つが揃った。

 そこで、冒頭のコードとなる。冒頭のコードに得られた4つのパラメータをペーストして作動させれば、ツイッターに「ほげほげ」と書き込まれたことだろう。

 こうすることにより、自分のアプリケーション名をタイムラインに表示するなどできるようになる。

クリスマスなり

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 普段「クリスマスなど…」とくだらない屁理屈を言っている私も、子供には平凡な常識を付けたいと思っているから、クリスマスツリーも飾れば、ご馳走も用意するし、プレゼントも用意する。

 次女(小2)にはまだ、サンタクロースが来る。

 その点、長女(小6)など、実に落ち着き払ったものだが、次女は「お父さん、サンタクロース、来た、来た、来たんだよ!!」と例のように大はしゃぎだ。こう喜ばれると、こっちまで嬉しくなる。

「でもね、お父さん」

「?…何だ。どうした。」 「サンタクロースって、きっと、なにか、その辺のおっさんだと思うのよ。」

「??なぜだ?」

「だって、包みに『イーオン』のテープとかシールが貼ってあるんだもん。おっさんがイーオンで買って配ってるんだわ」

…しまった(笑)。