新型コロナ感染世界マップ

投稿日:

 日経新聞のビジュアル・マップがなかなか見やすい。

 日本政府の努力ぶりがよくわかると思う。

いつ死んだらいいでしょうか

投稿日:

 金銭的に最も合理的な死亡年齢を教えて下さい。多分、社労士の先生などがお詳しいのではないでしょうか。

 私は今53歳ですが、15歳の年からキッチリ年金を払い、職場の制度もあってただの一度も欠かしたことはありません。私が死んだあと、妻や子供が困ることがないよう、身銭で十分に保険なども掛けています。

 しかし、老害だ旧幣だと若者に愚弄されながらいつまでも生きるのも腹立たしく、感謝も尊敬もされない人生など馬鹿々々しいから、できればさっさと死にたいと思っています。

 そうは言うものの、今すぐ首を吊って死ぬのは自分が払った金と貰った金のつり合いから言って非合理であるように思うのです。退職金や保険金も、できるだけ多く貰って死ぬのでなければ損です。

 退職金を全部貰い終わり、保険金の最大額が出る、ちょうどよいところで死ねば最もいい計算であるような気がしますが、年金のことを考えるとそれはちょっと非合理な感じがします。

 自分が払った程度の年金を貰い、しかも若者に愚弄されない程度に負担をかけず、整斉粛々と死ぬのは、場合にもよると思いますが、何歳ぐらいで終了するのがいいでしょうか。

 私は、長生きしてしたいことなど特にありません。ずっと寝て暮らせればいいと思っているのですが、死んでしまえば永遠に寝て暮らしているのと一緒で、永久休暇みたいなものなので、それが一番いいと思っているのです。ですが、それで妻や子に悲しまれたり経済的に困窮させたり、つまり、私というものが哀惜され、それで迷惑になるのが嫌なのです。

入れ歯

投稿日:

 先々月来受診中の右上奥歯全部喪失の件。

 今日ようやく入れ歯の型をとった。再来週には入れ歯が出来上がる。

 インプラントは1本30~40万円。奥歯3~4本をインプラントにして100万以上も使うぐらいなら愚娘(ぐじょう)どもに学費その他としてくれてやったほうがまだしもである。

 そういうわけで、自分の歯は入れ歯の「一択」である。

焼きが回った

投稿日:

 今日たかだか、とはいえ、それは相当それなりに気合を入れてではあるが、3kmばかり走ったら、気分が悪くなり、食ったものを全部戻してしまった。

 随分鍛えてもきた私だ。その意味からは、「焼きがまわった」と言ってもいいかも知れない。

 まあ、そりゃあ、若くはない。しかし、これしきで気分が悪くなる私でもないのだ、と言ってしまうと、それは少し過信なのだろう。

 体のリソースは限られているから、残り、ケチケチと大事に使わなくては。しかし、年金破綻、老人総労働のこのご時世、体を大切にして長生きをしてもしんどいことばかりで、生きていても仕方がない、とも言える。健康長寿が呪わしい社会が来てしまったわけだ。

 65歳から5年くらい年金を貰い、70歳くらいでスカッと死んでしまいたいのだが、自殺なんかするとなんだか忌まわしいから、病気などでやむなく、という感じで消えたい。多分、(がん)か何かに(かか)って、痛ェ痛ェ言って苦しみのたうって死ぬのだろう。

 消えるときに、もう、面倒臭いし恥も多いから、私が生きていたあらゆる(あかし)や痕跡を消し、できることなら家族や知人友人の脳からも私の記憶を消去して、私が死んだことすら誰も知らず、私がいたことも誰も覚えておらず、墓もなく、記憶もない、誰も悲しくない、という消え方をしたい。そう願うのだが、人の記憶から消え去ることは難しい。この科学万能の時代に、それしきのことがどうしてできないのかと残念に思う。

人間ドック

投稿日:

 今週10月31日(月)から昨日11月2日(水)までの3日間、人間ドックに入っていた。50歳の節目検診である。

 職場の施策なので、いきおい、同じ職場の、同じ年齢の者ばかりが集まる。結果、同期生や仲の良い旧知の知り合いが集まることとなり、まるで同窓会合宿のおもむきで、なにやら楽しかった。但し、「一切、酒・食抜き」の同窓会だから、なかなか清潔である。

時程
前日まで

 常識通り、数日前から(スジ)っぽい食べ物、わかめとか胡麻、繊維豊富な野菜などは控える。内視鏡検査に影響するからだ。前夜からは飲食禁止となる。

初日

 入院・受付。


 爾後(じご)三日間を通じて待ち時間が多く、結構ヒマであるから、本などを持ち込むのがよい。私が持ち込んだのは、再読だが「輝きの一瞬 短くて心に残る30編」という講談社文庫の短編集と、愛用の角川文庫歳時記のうち「秋」巻だ。

 結果から言うとこれは正解であった。というのも、待ち時間が多いとはいうものの、10分20分置きに何かしらすることがあり、ブレスの長大な本を持っていくと、読書時間が細切れになって気が散るからだ。10分20分でひと息つけるようなものを持っていくといいと思う。

 言うまでもなく、歳時記は一季語一季語を数分単位で味わうことができるし、落想を得次第、詠んだものを書き留めるなりすればいいわけだから、人間ドックにはうってつけである。

 「何が読書だ俳句だ、俺はパソコンと仕事を持っていくッ!」という根性のあるアナタは大変立派ですから、どうぞそうしてください。……いやあ、私には真似できません。すみません、私はヘタレですので(笑)。

 初日の時程は……

  •  体温・身長・体重・体脂肪率・腹囲(メタボリック)・血圧・脈拍
  •  血液・尿検査
  •  腹部超音波エコー
  •  心電図
  •  糖負荷試験
  •  眼底検査
  •  胸部レントゲン検査
  •  栄養士による栄養指導

 血液は相当取られる。分量そのものは少ないし、今はディスポーザブル方式の真空瓶でとっかえひっかえするから、針こそ何度も刺し込むことはないが、それでも7、8本もあの真空試験管が並ぶとギョッとする。しかし、臨床検査技師さん、看護師さんにすっかり身を(ゆだ)ね、任せておけば特に心配することもない。

 糖負荷試験では純糖のサイダーをゴクゴクと飲んで、その後定刻ごとに採血する。それによって糖を代謝する能力がどれほどあるか測定するわけである。

 で、この「純糖サイダー」が、精製されたブドウ糖と純水などで作られているのか、非常に美味なのである。しかも、実にほどよく冷やされている。半分ほど飲み干して「旨いッ!」と(たん)じたら、看護師さんに笑われてしまった。とまれ、人間ドック入院間、このサイダーが最も旨かった。一緒に入院していた人たちも、異口同音に「アレは旨かった」と言っている。

 尚、昼食・夕食は検査向けの消化の良い病院食である。病院食とはいいながら、病気で入院しているわけではないので、夕食などは私にとっては大変旨かった。これでビールの一杯もあれば極楽だな、と思ったが、残念なことに酒は厳禁である。

2日目

%e5%a4%a7%e8%85%b8%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e4%b8%8b%e5%89%a4 二日目は、早朝から大腸カメラのための下剤を1.5リットルほど、1時間強くらいかけて()むところから始まる。

 大腸カメラに関しては、この下剤が不味(まず)いというのでよく話題に上る。

 水で指示通りに薄めて服むのだが、この時、よく冷えた水で薄めると不味さが我慢しやすくなる。また、私の睨んだところ、体液等との濃度の調整のためであろう、少し塩味が感じられるのだ。この塩味がコップの底にたまるため、飲み干す際に不味く感じる。そこで、箸やスプーンでよく攪拌すると、あまり不味くなくなる。

 便に固形物が交じらなくなり、さながら尿のような状態になるまで下剤を服む。便器に座って尻から小便のようなものを出していると、なんだか女性の感覚が解ってくるような気がして妙である。

 この時、先に述べたように、前日までに筋っぽい食べ物を控えておかないと、いつまでたっても便に(カス)のようなものが交じり、下剤を何度もお代わりする羽目になるから要注意である。こうなると下剤が不味いことより何より、いつまでも服用が終わらず、大腸カメラの順番が後回しになって無駄に時間を過ごすことになるから気を付けた方が良い。また、便がなかなか綺麗にならないと、何度もトイレに通うことになるので、しまいには尻が(ただ)れてヒリヒリと痛くなり、辛い目にあう。私は幸いにしてそうはならなかったが、周囲には何人かそういう人がいた。

 担当の看護師さんによると、「大腸カメラに限ってのことですが、普段、所謂(いわゆる)健康に良い食生活、つまり、海藻や野菜、豆、芋など、食物繊維をたくさん摂っている人ほど、こういうふうに苦労する傾向にあるんですよねえ……」とのことであった。そういえば、苦労していた人たちはみなスリムで健康そうな人たちばかりであった。イヤ、でも、だからと言って普段肉や油ばっかり食ってたら、別のところが悪くなりますぜ(笑)。

 この日の時程は……

  •  体温・血圧・脈拍
  •  大腸カメラ
  •  聴力
  •  医師による生活習慣病に関する講話

 尚、朝食なし、昼・夕食は検査向けの消化の良い病院食。この日の夕食も、淡白・少量ながら、まことにうまかった。これなら毎日食っててもいいかな、と思った。

3日目

 最終日の時程はごく簡単である。

  •  体温・血圧・脈拍
  •  胃カメラ
  •  医師による総合所見・指導・診断

 尚、朝食なし、昼食は胃カメラなどの検査終了後向けの消化の良い病院食。

 医師の総合所見を聴き、昼食後退院。

 悪いところの見つかった人も何人かあったようで、この後、居残って、だいぶ長時間、治療などについて医師と相談していたようである。

結果
悪いところ
  •  胃カメラで、

    「あなたは食道と胃の境が非常に逆流しやすい形をしている。なのに、よく中年の男性に見られる『逆流性食道炎』の所見がない。その理由は胃液が少ないからである。胃液が少なければ当然胃酸も少なくなるから食道炎に(かか)りにくい。しかし、胃液全体が少ないのは体全般の健康から言ってよろしくない。

     胃液が少ない理由だが、胃カメラの所見として、あなたの胃壁には『委縮(いしゅく)』と言われる状態が見られる。萎縮とは、つまり、正常な胃壁をフカフカの絨毯(じゅうたん)に例えると、あなたの胃はすり減って固くなり、毛が抜けてペッタンコになった廃品絨毯のようなものだ。これは、普通なら豊富に分泌される筈の胃液が出なくなってしまっている状態である。

     あなたの胃がそうなってしまった理由は、ずばり、『ピロリ菌』の仕業である。ピロリ菌についてはご存知のことと思う。怪我の功名のようなもので、そのせいで逆流性食道炎にならず、また、これまで偶々(たまたま)重大な胃潰瘍などの症状もなかったようだが、このままピロリ菌を放置すれば胃癌リスクが高まるから、除菌しなければならない。

     ピロリ菌の有無については、胃カメラの時に採取した組織で今から検査して確定するが、当医の長年の経験から言って、このパターンはほぼ間違いなくピロリ菌に感染している例だと思う。検査結果は追而(おって)はっきりしてから連絡するが、それに先立って、早く済むよう、あらかじめ来月の除菌治療の予約を取っておくこと。」

    ……と言われた。

     ピロリ菌は私の年代を最後に、私より年上の人たちには非常に保菌者が多いことが知られている。また地域性もあるやに聞く。感染していたらしいのも()むを()ないところではある。

  •  ごく軽い難聴。「両耳の『軽度感音難聴』、音の帯域の一部のもの」と言われた。

     ……まあ、若い頃から怒号と轟音の職場で暮らしてきたからなあ……。今から治せと言われても、これもどうしようもない。

  •  大腸に2ミリくらいのポリープがあった。

     ところが、面白いことに、「ま、これは心配ないと言えば心配ないんですが、一応検査のために組織の一部を採りますね」と先生が言って、モニタの視野にカニみたいな「挟むアレ」が出てきて、そのポリープというものを摘んで引っ張ったら、先生、「あっ、全部とれちゃった。……まあ、一応検査しますけど、これ多分なんともないですよ」とのことであった。

良いところ
  •  中年男性がよく言われる、血圧、腹囲、脂質代謝に関する数値や、肝臓の数値、エコーで出てくる胆嚢・膵臓・腎臓の所見、心電図その他、自分でも驚くほど中正で、何の所見もなく、

    「佐藤さんは特に悪いところもありませんから、今の生活をこれからもずっと続けてください」

    ……と言われた。

  •  大して裕福でもないので魚ばかり食っているせいか、「HDL」(善玉コレステロール)が81mg/dl(基準値は40~80mg/dl)ほどあり、そのために総コレステロールが224mg/dl(基準値は220mg/dl以下)と、全体として(わず)かに合計が上回っているのを、逆に誉められた。

 これらは私自身の健康管理が良いということではなく、妻の御三度(おさんど)の食事によるものだ。私はこれまで偶々(たまたま)単身赴任がなく、弁当持ちで通勤しているので、長いこと三度三度、妻の作るものばかり食べているのだ。

 帰宅して、妻に礼を言い、そのことを話したら、「うふふん、そうかしらん」と、妻も満更(まんざら)でもないようだ。

 ええ、そうです。惚気(ノロケ)です。すみません(笑)。

その他の事項

 たまたま気のおけない同期生が多く集まったものだから、待ち時間にヒソヒソとバカ話や雑談に打ち興じていた。

 2日目の大腸カメラが済み、3日目の胃カメラの時である。

「ナァ、佐藤。あの、ドアの開いた内視鏡室の中ほどにチラホラ見える内視鏡の装置なんだがな」

「おう、あの黒い、ホースみたいなやつか?」

「そうだ。……アレ、昨日、尻に入れた奴と同じじゃないか?」

「……(笑)、バカ、んなワケあるかよ。別の装置なんじゃねえの!?……いや、待て、いまドアが開いたときにチラッと見えたから見直したんだが、……。……確かに、昨日、俺らの尻に入ったやつと同じだな……。」

「オイ、佐藤よ、大丈夫かな」

「……。いや、でも、……しかし、形は同じだな……。」

 そうしたら、別の同期生が早々と検査を済ませて出てきた。

「おい、胃カメラはどうだった?」と私。

「おう、あのカメラな、昨日、尻に入れたのと同じやつらしいぞ。ほのかになにやら『味』と『香り』がした」

「ええっ!!マジかよ!」

「でも、一人ひとり、本人の尻に入れたのと同じので胃も診るらしいから、まあ、心配いらん、って、医師先生が言ってた」

「おいおい、やめてくれよ~っ!」

「……バカ。嘘に決まってンだろ」

「はぁ、びっくりした。」

 と、バカ話はそれで終わったものの、素人目には大腸の時も胃の時も同じに見えた内視鏡、昨日オノレのケツメドに入ったものと同じ装置かどうか、聞くのが怖かったから医師先生にも看護師さんにも聞かずに済んでしまい、結局ナゾのままである。

邪魔なゲーム客とHUD

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 携帯電話(スマホ)でゲームをやっている人が邪魔である。通勤ラッシュ時など、電車を待つ間ホームでゲームをやっている人は、熱中するあまり、大抵動き出すのが数秒遅れ、電車のドアが開いても動き出さないものだ。こういう人が列の前のほうにいたりすると本当に邪魔で、周囲の人の迷惑である。

 ゲームのポーズ機能をサッと使い、少しの間中断して電車に乗り込み、落ち着いて再開すればいいようなものだが、大抵の人はここ一番、今一点取ればハイスコア!みたいな勝負がエンドレスで続いているのだろう、「ああ、電車!?わかってるよンナこたァけどもう0.1秒でこのステージクリアちょっとぐらい後ろで待っとけやそこのオッサンらええええええいゲームオーバー!ど畜生!!ぐああああ!腹立つな!」くらいのものである。

 これが、本や新聞を読んでいる人だと、ゲームに比べて中断に躊躇がなく、さっさと歩き出すことがほとんどだから、そんなに邪魔ではない。

 電車でのゲームを禁止しろ!!まったく最近の若い奴ァ!!……などと激昂しようというのではない。ドアの前で少しゲームを仕舞うくらいのことができねえのかよ小学生じゃあるまいし、邪魔な野郎(あるいは阿女(アマ))だな、……とぐらいは思うが、この件に関する私の主たる思いは別のところにある。

 若い人たちがどうしてもゲームで遊びたくなり、夢中になってしまうのは、反面これも人情というものだ。ゲーム会社も商売だから、それくらい人々が熱中するようなものを作ってナンボなのである。くだらん子供の遊びとはいえ、ゲーム業界はソフトウェア産業の重要な一分野でもあり、技術者ファームの様相をすら帯びているのであって、この業界の育成を掣肘(せいちゅう)することはIT全般、ひいては日本の経済全般にとって良くない。

 そこで、である。

 軍事上、戦闘機などで一般化しているHUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)思想が携帯などに持ち込まれないものか、と切に思うのである。

 バカでかいヘッドアップディスプレイつきヘルメットなぞをかぶるのはいくらなんでもファッショナブルではなく、通勤客には流行しないだろうから、何か、Google glassに類するような、安価で高解像度のヘッドアップ・ディスプレイがあれば、うつむいてゲームに熱中しているがために周囲の人に迷惑をかけるような者も減るのではなかろうか。まっすぐ正面を向いて、外界をきちんと視野に入れつつ、何面でも気にせずクリアしていくらでもボーナスポイントを貰い、かつ、さっさと電車に乗ればよろしい。

 また、これにあわせて、ヘッドアップで利用できるような、何らかの巧妙な文字入力デバイスを考案すれば、頭を上げてメールを書くこともできるようになる。うつむき姿勢と凝視による眼精疲労を抑え、女性の悩みの頭痛や肩こりを緩和し、血行の改善により美容に効能を発揮するとともに、総合的なストレスの低減をもたらすことで精神疾患が減り、国民全般の健康増進に寄与するだろう。

 これはまた、ゲームやメール、SNSへの熱中に起因する駅のホームからの転落を防止できるから、安全上きわめて有利であって、人命保護の観点からも効果大なるものがあるはずだ。また、ぶつかったの肩が触れたのといった利用客の間の無用のトラブルを防止することにもつながるだろう。

 国民全般に携帯電話(スマホ)HUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)を普及させることが携帯キャリア各社並びにIT業界の急務である。

よしッ!……次はッ!

投稿日:

 次は、自宅の便器をインターネットに接続するッ!!!

……と考えて荒い鼻息をついたが、1秒でやめた。

 だって、品がないし、変なものを便所に取り付けると妻におこられるもん。

 しかし、ヘルスケアのためには、ちょっとありえるよな。「iToilet」。

  •  温度
  •  重さ・量・密度
  •  色合い
  •  におい
  •  座っていた時間
  •  音量

……これらをツイッターに全自動投稿。甘えるんじゃねえ、パーミッションは恥も外聞もなく、全部パブリック。忍辱の精神なくして健康なしッ!!

 重量センサー、かなあ、ネックは。耐水性で、度重なる洗浄に耐え、コンマ1グラム単位の精密度、傾きに左右されないことも必要だ。

 においセンサーは、まあ、なんとかなるだろ、市場をあされば。



デブ上司の思い出

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 私のブログには職場のことは出てこないが、それは普通の社会人としては当然である。客商売の人がその日店に来た客の容姿のことを縷々書いたり、警官が取調べ中の容疑者のことを書いたり、メーカーの人が開発中の製品のことを書いたり、銀行員が有名人の預金残高を書いたりなど、するわけはない。私もそれは同じことである。

 だが、今日は珍しく職場のことを書く。と言っても、だいぶ前の出来事で、しかも仕事とは関係のないことだ。問題の登場人物は既に定年で辞めてしまい、私や職場とはなんの関係もなくなってしまっている。既に年賀状の付き合いすらない。職務の内容と関係もなく、書いたところで私にはなんの痛痒もなく、職場に損失もなく、それからなにより、話としてはけっこう面白いと思うから書くのである。

 さて、今日取り上げる人物はデブであり、私の上司であった。仕事が関係なければ概ね陽気な好人物ではあったのだが、本来的に怠惰であり、どんなことでも、自分の手間ひまが増えると判った途端、いかにして上司同僚部下に責任をかぶせて自分が逃げるかだけを考えているような矮小漢であった。デブっぷりももはや救いようはなく、身長160センチほどなのに体重は90キロを超え、高血圧、高脂血で、腹囲を測るなんて、やるだけムダであった。ある時など、なにもせずにじっと座っていただけなのに、人差し指の第1間接の曲がるところから突如血が噴き出した。高血圧と動脈硬化の進みすぎである。いずれ、体の内部の奥深いところで同じことが起こり、突然死するだろう。

 最近は「成人病」のことを「生活習慣病」と言うようになり、本人の責任に帰する世の中になったが、このデブは生活習慣を改めようなどと言う気持ちはさらになかった。たしか、5年間だか10年間だか、成人病検診の全項目が毎年続けてアウトになるという輝かしい(笑)レコードをも保持していたはずだ。

 ある夕刻、このデブの退勤の様子をたまたま遠くから見守っていた人があった。その人によると、デブめ、通勤電車内で妙にそわそわと落ち着かないな、と思って見守っていると、突然下車するや、まっしぐらにラーメン屋に向かったと言う。面白いのでそっとついていくと、ものすごい勢いでラーメンを平らげ、また電車に乗ったのは良いが、次の駅とその次の駅でも続けざまに同じことをしたという。ついていった人も物好きだなとは思うが・・・。

 前置きが長いが、厭わずさらに前置く。かく述べる私についてである。このブログでは、Youtubeにリンクした私と娘のトルコ行進曲の連弾の映像くらいしか私の外見がわかるようなものはないと思うが、そこからも見て取れるように私は痩せている。42歳の今も、毎日12kmのランニング、腕立て伏せ150回、腹筋300回、ダンベルカールで片手25kgを上げる膂力を維持している。身長170センチ体重64キロ、19歳の頃から1グラムも増えていない。そのため、その頃にあつらえた背広を今もまだ着ており、喪服礼服も若い頃に買った一張羅のまま、逆に洒落がないと笑われるお粗末である。いや、こんなことを自慢したいのではない。これは今から述べたいことの前置きである。

 問題のデブ上司はそんな私が疎ましくて仕方がなかったらしい。私がなにも言わぬ前に向こうから、

「佐藤君、キミのように痩せている人間は、統計上早死にするんだよっ!!」

とか、

「キミのように肥らない体質の者が、何の努力もしていないのに痩せているからと言って鼻を高くしている今の世の中はおかしいし、キミもおかしい」

とか、

「もし今、世界が荒廃して食糧がなくなり、サバイバルの時代になったならば、キミはすぐに飢えて死に、ボクは生き延びるわけだ」

とか、

「昔はねえ、痩せると『痩せているねえ』と哀れまれたんだよ、食糧に不自由していたからねえ」

・・・とか言い散らかすのである。食糧に不自由ったって、その人が育った時代は昭和30年代で、食糧難は終わっていたのだが。それに、そんなことを言い出すとき、職場中の誰も体重や健康や成人病や脂肪のことなど話題にはしていないのだ。デブ上司は私の姿をじっと見ては、まったく何の脈絡もなく突然言い出すのである。

 今日のこの長大な前置きは、実は、このデブの次の発言にあいた口がふさがらず、後になって思い出しては私が爆笑しており、是非ともここに記録して留めておきたいがためのものだ。

 ある時、──その時も例に漏れず、このデブは私の姿かっこうをしげしげと見ていた──私が何も言わないのに、また突然向こうから次のように言いだしたのである。

「佐藤君。僕はね、キミなんかよりものすごく健康なんだ。
 つまり、人間の体と言うものはね、切れば赤い血が流れるダイナミックなものなんだ。つねれば痛み、くすぐれば笑う。刺激に対してそれに応じた正確な反応があるというのが健康な人間なんだ。食べて運動しなければ太るというのも、自然の流露というもので、体が正しく機能している証拠だ。
 同じように、塩分や脂肪の取りすぎで高血圧や動脈硬化になるのは、健康な人間の体の、正確で自然な反応なんだ。誰でも中年になると肝機能が衰え、脂肪が分解できなくなってハラ周りに脂肪がつく。これも老化という『入力』に対する、いわば人間機能という名の関数の『戻り値』だ。それが自然な人間だ。
 健康で楽しくお腹が空き、おいしいものを味わってニコニコ笑う、これは精神も健全だということの証明だ。
 ところがどうだ、キミを見たまえ!!キミのように、食べても太らず、40歳も過ぎているくせに10代のころと同じ体重などと言うような、そんな不自然な体があるか。キミの不自然な体は、40歳にもなって毎日12キロもランニングして平然としていると言うような、不自然で狂った、間違った生活習慣から来ていて、どこかにひずみが来ているんだッ!。キミなんかそれが原因で早く死ぬだろう。そのときに気づいても遅いんだよ!!
 キミも技術者ならわかるだろう!刺激に対する正しい反応がないというのは、入力に対する出力がないコンピュータシステムと同じで、不良な状態なんだよッ!だからキミなんか、物品で言えば不良品だッ!!。
 ストイシズムだかダンディズムだかなんだか知らんが、目を怒らせて体なんか鍛えて苦しんで、食べたいものを我慢なんかして、そんな楽しくない人生や精神が健全と言えるか?!
 キミは不自然、不健全であり、つまり不健康なんだ。
 
すなわち、ボクはキミより、健康だッ!!」

 じっと座っていて指から高血圧で血が噴き出し、成人病検診のすべての項目がアウトになるような人物の発言だ(笑)。いやもう、世の中にこんなにトチ狂った、ワケのわからない、かつもっともらしい理論の組み立て方があるものかと、当時の私は自分が侮辱されているということに怒るのも忘れ、感心すらしてしまった覚えがある。このデブは、常日頃からこんな論理構成ばっかりして暮らしていたのだと思う。しかもそのおかしな論理構成っぷりで出世はしているわけだ、私の上司になるくらいだから。

 この発言は、一種の言い訳とも取れる。このデブの場合、頭が悪い人物ではなかったので、自分の脳内に組み立てられている各種の言い訳を、このように言葉に変換して私にぶつけることができたのだと思う。

 だが思うに、おそらく、世間の多くの人たちは、このような言い訳の多くを、言葉にすることはないにしても、脳内で延々綿々と述べ続けては心の平安を得ているのではあるまいか。

禁煙所感補遺

投稿日:

 私が煙草をやめたのは、確か平成12年のことだったか。

 一発でやめることができた。それなりに苦心はしたものの、だがその結果、禁煙の苦労ということを1回こっきりしか経験していないということになる。そんな私だから、人に偉そうに禁煙について語る資格はないかもしれない。

 だが、禁煙について書かれていたりすると、つい反応してしまう。

 "zodi"さんの禁煙に関するブログが「ブログ人情報局」で取り上げられていたときも、もう黙っておれない感じで、コメントなどさせていただいた。

 zodiさんという人は寛容な人だ。私は何を書くにつけてもキツい言葉を選んでしまいがちで、相手にされないこともかなり多いのだが、この人は相手をして下さる。それで、2~3度ほど、コメントをした。zodiさんはいい人だから、多分禁煙も成功するだろう。

 さて、先に記した私の記事からあと、禁煙に関してよく他人に語ることが二つほどある。どちらも、私が自分の肉体と精神を通して感じとったことで、多分よそには書いていないことだと思うので、書きとめておきたい。

  •  脳について

 禁煙した人の多くが「煙草を吸う夢を見る」という。私も実際によく見た。また、周囲の人に聞いても、禁煙に成功した人は煙草を吸う夢を見たと言っている。そして、その旨さについても皆が異口同音に言っている。さすがに、私の場合は今はもう煙草の夢は見ない。

 これは私自身の経験だが、禁煙中に夢の中で吸う煙草のうまさを何かに例えるとすると、誤解を恐れずありのままここに書けば、「夢精」するときに似たうまさなのである。これは男にしかわからないと思うが・・・。

 性的な快感は、人間などの高等な生き物の場合、実は肉体的なものではなく、大脳新皮質の働きが大きくあずかると聞く。夢にしても同じで、大脳の不思議な働きの深奥に大きなかかわりがあることは専門家ならずとも想像はつく。

 「夢の中」の「煙草」が、「非常に強い快感」をともなった、ということは、私の大脳が煙草から極めて強い感作を受けていた、ということではなかろうか。

 煙草の成分に目を転ずる。タールについては吸い味や香りに作用するが、ニコチンというのは、これはつまり、植物性アルカロイドであって、向精神作用をもたらすものだ。

 これらのことは、煙草の向精神作用が私の脳細胞にどれほど深い瑕疵を刻み、壊していたかを物語っている。

  •  血液がらみのこと

 煙草をやめてしばらくの間、頭に血が上ることに悩まされた。顔が火照り、赤くなる。こめかみの辺りがとくとくと脈を打ち、しかも怒りっぽくなっていた。

 煙草を吸っていると赤血球が増える。これは煙草からの一酸化炭素の吸引で足りなくなった酸素を肉体が補おうとするためだ。私は100本からゼロ本にハードランディングでやめたので、おそらくは血液の酸素運搬機能が余り気味になったのだろう。

 だがこれは、3ヶ月ほどで治ったと記憶する。

煙草

投稿日:

 家を建てる前頃、煙草をやめた。先おととしのことだ。

 約15年間喫った。やめる直前には一日に100本──喫煙に寛容な職場でもあったため──もの煙草を灰にしていた。

 本当に、いい時にやめたと思う。私が煙草をやめたあたりから、喫煙に寛容であった職場の方針が変わり、喫煙者に厳しくなった。しかし、私が煙草をやめたのはそれが理由ではない。単に小遣いが欲しかっただけだ。当時は本代にも事欠いていた。

 なんとかやめることができた。私の主人は私なのだ。

 やめてから、非常に自由になった。禁煙の場所など、つらくもなんともなくなった。また、最初から煙草をやらない人とは違って、そばでプカプカやられたところで別に屁でもない。昨日おとといまで一日に100本も喫っていたわけなんであるから、「もっとどんどん喫ってくれ」とでも言いたいほどである。喫煙場所・禁煙場所、そのどちらもが私にとって非常に自由な場所に変わった。

 煙草を喫っている間、小遣いに不自由していたが──そりゃそうだ、一日に5箱も空にしていたのだ。月に直せば3万円以上。月々、万札3枚に火をつけて灰にしていたわけだ──小遣いに余裕ができた。

 私は体のために煙草をやめたのではない。小遣いが欲しいという不純な理由である。

 やめて2年ほどの間、煙草を喫う夢をよく見た。リアルそのものだった。夢の中の煙草は、これまでに味わったこともないほど旨い。「ああ、なんてウマい煙草だ」と思うと同時に「これでせっかくの禁煙もオジャンだな」と自嘲気味の後悔が苦く胸をつき、それがまた逆に、夢の中の煙草を旨いものにする。目を覚ませば禁煙が破られておらず、ほっとする。

 最近はそんな旨い煙草の夢も見ることがなくなった。

 私の中では煙草は、青春の日々から自分の子供が生まれて育つまでにいたる日々を彩った、なつかしくさえあるたしなみごとになった。また煙草を喫うかもしれない、という不安も、今は既に去った。おそらく生涯煙草を喫うことはないんだろう。

 ……そう思うとすこし残念ですらある。今、私の小物入れの中に、ダビドフの細巻きとローランドのブライヤーパイプとシンクレアのネイビーカットと、JTの「小粋」という刻みの銘柄と、キャメルの両切りがひっそりと眠っている。なぜか、一日に100本も喫っていたキャビンマイルドはその中にはない。

禁煙をしていらっしゃる方のブログ(有名)
やさしい一日